県立特別支援学校における就学奨励費の誤支給について

1 経緯

令和4年4月28日、相模原中央支援学校に在籍する児童の保護者からの問合せにより、通学費（ガソリン代）が誤って支給されていたことが判明し、7月7日に記者発表しました。県教育委員会は、7月6日付けで他の県立特別支援学校28校に対し、通学費（ガソリン代）の支給額について、文書保存期間である5年分（平成29年度から令和3年度）の調査を実施し、その調査結果をとりまとめました。

2 調査結果

県立特別支援学校28校のうち26校において、誤支給が判明しました。（詳細は、別紙参照）

【別紙】学校一覧（PDF：92KB）
　過少支給　470名（実人数）　合計907,773円（延べ未払い額）
　過大支給　382名（実人数）　合計3,642,999円（延べ過払い額）

3 誤支給の主な内容

通学費（ガソリン代）の算定にあたって、ガソリン単価の変更や燃費の変更を反映していませんでした。

4 学校の対応

誤支給のあった児童・生徒等の保護者に対し、説明及び謝罪を行っています。
今後、未払い額については、速やかに支給し、過払い額については、返還を依頼します。

5 県教育委員会の対応

県教育委員会は、事務職員の研修を実施するとともに、各県立特別支援学校に対し、改めて適正な事務処理の実施について通知しました。また、再発防止に向けて、マニュアル等の見直しを行います。

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