更新日:2023年5月12日
ここから本文です。
神奈川県衛生研究所の仕事-理化学部-
神奈川県衛生研究所で、マスコットの「衛生博士」に研究棟を案内してもらったよ。
理化学部のフロアには、ボクが見たことのない機械がたくさんあったんだ。
これらの機械を使って、食べものや、飲み水が安全かどうかをチェックしているんだって。さらに、ジェネリック医薬品が、もとの薬と同じように体内で溶けるのか調べる機械もあったよ。
そのあとに、研究所の建物の外にあるモニタリングポストを見学したんだ。空間放射線量率の24時間測定は2005年から行っているよ。こうやって身の回りのものを検査してくれているから、ボクが元気に暮らせてたんだな。
モニタリングポストで空間放射線量率を測定
高速液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計(LC/MS/MS)
「高速液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計(LC/MS/MS)」は、食品に残留している農薬や動物用医薬品、カビ毒、貝毒などの化学物質を、わずかな量でも確認できます。
水中のトリハロメタン、カビ臭物質、農薬、医薬品類などを測定できる「ガスクロマトグラフ/質量分析計(GC/MS)」により、水道水や水道水のもとになる川の水や地下水、ミネラルウォーターが安全であることを確認しています。
ガスクロマトグラフ/質量分析計(GC/MS)
ジェネリック医薬品の品質について調査しています。「全自動溶出試験機」により、医薬品の有効成分が新薬(先発医薬品)と同じように体内で溶けるのかを調べています。
全自動溶出試験機、検査された薬を手にするかながわキンタロウのイメージ(左から)
ダイエット食品や遺伝子組換え食品、アレルギー成分についての調査、シックハウス症候群の原因となる化学物質の室内濃度調査や家庭用品中の有害物質検査など、安全を守るために、さまざまな調査を行っています。
このページの所管所属は政策局 知事室です。