更新日:2024年5月15日
ここから本文です。
神奈川県の活断層
活断層とは
断層とは、ある面を境にして両側の地層にずれの見られる地質の構造のことで、そのうち、過去数十万年の間繰り返し活動し、将来も活動する可能性のあるものを特に活断層といいます。
全国には、陸域において約2,000本の活断層が確認されており、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災は、野島断層によって引き起こされたものです。この阪神・淡路大震災を契機に、文部科学省は、全国の活断層を早期に調査するため、地震関係基礎調査交付金を地方公共団体に交付することにより、活断層調査を推進してきました。
国の地震調査研究推進本部では、国、県、市町村が分担して行った調査結果に基づき活断層ごとの評価を実施してきました。さらに、近年の地震が主要活断層帯以外の地域でも発生していることから、地域ごとの総合的な活断層評価を実施することとし、関東地域の活断層の長期評価を平成27年4月に公表しました。その中で、これまで一括していた「神縄・国府津-松田断層帯」については、「塩沢断層帯」「平山-松田北断層帯」「国府津-松田断層帯」に区分され、各々の活動について評価が行なわれています。
県内の主な活断層の分布状況は次のとおりです。
(1)伊勢原断層、(2)秦野断層、(3)渋沢断層、〔三浦半島断層群主部:(4)衣笠・北武断層帯 (5)武山断層帯〕、〔三浦半島断層群南部:(6)南下浦断層 (7)引橋断層〕、(8)小向断層、(9)生沢断層、(10)平山-松田北断層帯、(11)塩沢断層帯、((12)国府津-松田断層帯、(13)神縄断層)
※「神奈川県内の主な活断層 新編日本の活断層(活断層研究会編)」及び地震調査研究推進本部の資料等により作成。
なお、国府津-松田断層帯はプレート境界からの分岐断層と評価されるようになった。また、神縄断層は約50万年前に活動を停止していることから、活断層としては扱わない。
県内の主な活断層と調査実施状況については、次のPDFファイルをご覧ください
県内の主な活断層と調査実施状況[PDFファイル/193KB]
参考リンク(外部)
活断層に関して、参考となるホームページ(外部サイト)をご紹介します。
地震調査研究推進本部:文部科学省(外部リンク)
国土交通省国土地理院(外部リンク)
平成7年度から15年度までに実施した県内の主な活断層に関する調査結果(神奈川県の活断層)
ご覧になりたい地域を含む地図をクリックしてください!
地図1(JPEG形式/1,258kbyte)
地図2(JPEG形式/1,173kbyte)
地図3(JPEG形式/1,243kbyte)
地図4(JPEG形式/668kbyte)
地図5(JPEG形式/1,001kbyte)
地図6(JPEG形式/1,225kbyte)
地図7(JPEG形式/1,036kbyte)
地図8(JPEG形式/1,121kbyte)
土地区分
凡例(JPEG形式/43kbyte)
計画グループ
電話 045-210-5945
このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部危機管理防災課です。