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更新日:2022年1月14日
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水産技術 神奈川 漁業 調査 船 ほうじょう 小型
本船は、神奈川県水産業の中核をなす沿岸漁業への支援及び沿岸水域環境の保全に関する調査、研究を行う目的で、平成27年2月、先代の「うしお」に代わり建造されました。
沿岸漁船と同様の船型で、水面下部分(喫水)を浅くするとともに、サイドスラスター、二段式舵を装備し、旋回性や操作性に優れ、定置網漁場や藻場、砂浜海岸など沿岸浅海域での調査能力を拡充しています。
また、環境対応型エンジンを搭載し省エネルギー化を図るとともに、航行速度の向上による調査の効率化を図っています。
レーダー、GPS、航跡記録装置、魚群探知機など複数の機器の情報を一元集約管理し、データ処理能力の向上、高度活用を図り、水産業の振興に貢献いたします。
船主 神奈川県
所属 神奈川県水産技術センター相模湾試験場
建造 石黒造船株式会社
機関 ヤンマー株式会社
進水 平成27年2月18日
船質 FRP(強化プラスチック)
主要寸法 全長19.8m、登録幅4.42m、登録深さ1.5m
総トン数 19トン
資格 第1種小型漁船
船籍港 神奈川県小田原市
漁船登録番号 KN2-1777
船舶番号 235-51702
航行区域 限定沿海
最大搭載人員 15名(船員3名、調査員7名、その他5名)※作業・調査をしない場合最大旅客10名
試運転最大速力 25.2ノット
航海速力 約20ノット
推進(主)機関 6AYP-WGT(ヤンマー)1基 (610kW/1,880rpm)
補機関 YMGN20B(ヤンマー)1基 (19.1kW/1,880rpm)
燃料タンク 3,500リットル
清水タンク 850リットル
主な搭載設備
国際VHF無線機、漁業無線機(40MHZ)(27MHZ)、簡易式AIS(B方式)、GPS航法装置、サテライトコンパス、マルチファンクションディスプレイ、真風向風速計、リモートディスプレイ、水温計、魚群探知機、トロールウインチ(1000m)、ワイヤーウインチ(1000m)、船首デリック、船尾ダビット(200kgh)、油圧キャプスタン、電動ウインチ、船尾エンドローラー
このページの所管所属は 水産技術センター相模湾試験場です。