更新日:2023年12月7日
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寒川浄水場で管理する施設で停電が発生した場合、水を作ることや各ご家庭に送ることができなくなり断水してしまいます。ここでは、停電対策について紹介しています。
寒川浄水場は、台風等災害の影響により停電した際も浄水処理を行い、各ご家庭に送水を続けられるよう、第2浄水場及び第3浄水場にそれぞれ非常用発電設備を設置しています。停電時には、第2浄水場と第3浄水場を合わせて、時間当たり13,500立方メートルの水を送ることができ、これは平均的な送水量の85%程度です。
なお、非常用発電設備の燃料は灯油を使用しており、連続運転ができます。
第2浄水場非常用発電設備第3浄水場非常用発電設備
ガスタービンエンジン
各ご家庭に配水するための寒川浄水場が管理する一部のポンプ所は、台風等災害の影響による停電の対策として寒川浄水場の停電対策と同様に非常用発電設備を設置しています。その他に、移動電源車及び可搬型発電機を配備し、ポンプ所の停電発生時に電源供給することでポンプを運転し、水道水の安定供給に努めています。
移動電源車及び可搬型発電機
移動電源車は、4tトラックにディーゼル発電機やケーブル等を搭載した一体型車両で、停電時に揚水ポンプ所へ移動し電源供給するものです。
また、可搬型発電機は、道路幅が狭いなど移動電源車が進入できない揚水ポンプ所に、小型トラックにより運搬し電源供給するものです。
移動電源車電源接続盤
項目 | 第2浄水場非常用発電設備 | 第3浄水場非常用発電設備 | 移動電源車 |
電圧[V] | 3,300 | 3,300 | 210 |
出力[kVA] | 3,750 | 4,000 | 200 |
燃料タンク[L] | 40,000 | 41,000 | 250 |
燃料 | 灯油 | 灯油 | 軽油 |
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