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更新日:2022年1月14日

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残留塩素濃度の低減化及び平準化

安全な水道水に必要な残留塩素濃度の管理と、おいし水をお届けするための取り組みを紹介しています。

残留塩素と次亜塩素酸ナトリウム

水道水を衛生的に保つため、浄水場から送り出される水道水には必ず残留塩素が含まれています。このことは、法律(水道法)で全ての給水栓(蛇口)から出る水道水中の塩素(残留塩素)を0.1mg/L以上確保することと定められているためです。
浄水場では、この基準を満たすために、次亜塩素酸ナトリウムを用いて塩素消毒を行っています。
この残留塩素濃度が高すぎると、塩素臭(カルキ臭)などのため、おいしさを損なうと言われています。そのため寒川浄水場では、「安全でおいしい水」をお届けするために、消毒に必要な残留塩素濃度を確保しつつ、低減化及び平準化に向けた取り組みを進めています。

現状と課題

これまでは浄水場だけで次亜塩素酸ナトリウムを注入していました。残留塩素は時間とともに濃度が減少していき、水温が高くなる夏季ほど減少しやすくなります。そのため、浄水場から遠い地点でも一定の残留塩素濃度を満たすためには、次亜塩素酸ナトリウムを多く注入する必要がありました。その結果、浄水場に近い地点では、残留塩素濃度が濃い水になっていました。

「安全でおいしい水づくり」に向けた取組み

浄水場から給水栓(蛇口)まで水道水を送る途中で、新たに次亜塩素酸ナトリウムを追加補給することで、浄水場で注入する次亜塩素酸ナトリウムを少なくすることができます。
この結果、浄水場の近くでも「安全でおいしい水」をお届けすることができます。

追加補給する前の方法

イラスト:次亜塩素酸ナトリウムの追加補給施設整備前のイメージ

 

 

 

 

 

 

 

追加補給している現在の方法

イラスト:次亜塩素酸ナトリウムの追加注入で残留塩素濃度を調整するイメージ

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