更新日:2022年1月14日
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寒川浄水場の水源となるダムから、相模川、取水施設、浄水処理の工程について、使用している薬品も含め紹介しています。
津久井湖は、相模湖の下流約10キロメートルに位置しています。津久井湖は、水道水源の確保、電力供給や洪水調節等を目的とした城山ダムによってできた人造湖です。
相模川は、延長約113キロメートルの川で、水源は山梨県にあり、神奈川県のほぼ中央を南北に流れています。寒川浄水場は、河口から上流約6.5キロメートルのところにあります。
取水口は川から水を取り入れるところです。ここは、大きなゴミが入らないようにスクリーンという格子の柵を設置してあります。
沈砂池では、水をゆっくり流すことによって、水の中に混ざっている小石や砂を沈めるところです。この沈砂池の水の流れる速さは1秒間に2センチメートルです。
油の流入などの水質事故や、かび臭などが発生した場合に、粉末活性炭を注入することにより、においなどを除去します。
河川水のpH値が変動するために、硫酸を注入して凝集に最適なpH値になるように調整しています。
沈砂池をとおって浄水場に入った水は、取水ポンプによって、高いところにある着水井へと送られます。
水道水の消毒や河川水中の鉄・マンガン・アンモニア等を除去するための「次亜塩素酸ナトリウム」を注入する設備です。
次亜塩素酸ナトリウムは、着水井・沈でん池出口、浄水池前の3個所で注入しています。
着水井では、凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)や消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)を注入して、これを急速に攪拌し、濁質を微小なフロック(水の中の濁りの塊)に凝集させます。
河川水中に含まれる濁質等をフロック(凝集剤によって集められたかたまり状の沈でん物)の形に凝集させ、沈でん及びろ過の効率を上げるための凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)を注入する設備です。
微小なフロックは、緩やかに攪拌され、より大きなフロックとなり、沈でん池へと流れます。
成長したフロックを、横流式沈でん池で静かに沈でんさせます。この上澄水は、急速ろ過池へ入り、沈でんしたフロックは定期的に掻寄機で掻寄せた後、排水処理施設へ送ります。
ろ過池は、沈でん池でも取り除けなかった小さなフロックを砂の層でこして、きれいな水にするところです。
浄水池は、ろ過池をとおって消毒した水を一時的に貯めておくところです。ここは、雨やほこりが入らないようにコンクリートで蓋をしています。浄水池はこの芝生の下にあります。
浄水場でつくられた水は、浄水池から送水ポンプにより配水池に送られます。
自然流下によりお客様へと送水するため、高台などに作られています。また、災害時には配水池に水を確保できるようになっています。
浄水場で発生した汚泥を水分(上澄水)と固形分(脱水ケーキ)に分ける施設です。水分は浄水場の原水に、固形分はセメント原料・グランド用土・園芸用土にリサイクルされています。排水処理施設は、民間のノウハウを活用して設計・運転されています。
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