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更新日:2024年5月31日

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令和5年度の労働相談件数は1万1千件超でした

2024年05月31日
記者発表資料

県では、職場で起こる様々なトラブル等について、働く人たちや使用者からの労働相談に応じています。このたび、令和5年度の概況を取りまとめましたので、お知らせします。

  • 相談件数は11,472件で、前年度(11,727件)と比べて2.2%減少した。
  • 相談項目の上位3項目は「解雇・雇止め・退職」(労働契約の終了)、「職場の人間関係」、「労働時間」。上位3項目の中では「職場の人間関係」に関する相談件数が前年度と比べて11.8%増加した。
  • 相談件数11,472件のうち、新型コロナウイルス感染症関連の件数は113件で、前年度(870件)と比べて、87.0%減少した。

1 相談件数の状況

相談件数は11,472件で、前年度と比べて255件、2.2%減少した。(別紙P1図1)労使別では、労働者からの相談は9,368件(前年度比2.5%減)、使用者からの相談は580件(同14.8%減)で、労働者からの相談が81.7%を占めた。
男女別では、女性からの相談は6,357件(前年度比6.8%減)、構成比55.4%、男性からの相談は5,115件(同4.2%増)、構成比44.6%で、平成24年度以降12年連続で、女性からの相談が男性を上回った。(別紙P1図2)
正規・非正規雇用労働者別では、正規雇用労働者からの相談は5,296件(前年度比7.4%減)、非正規雇用労働者からの相談は4,072件(同4.7%増)となった。(別紙P2図3)

2 相談内容の状況

相談件数を内容別に分類・整理すると総数は19,161件(注釈)で、前年度と比べて469件、2.5%増加した。上位3項目は「解雇・雇止め・退職」(労働契約の終了)(2,740件)、「職場の人間関係」(2,658件)、「労働時間」(2,209件)で、全体の39.7%を占めた。(別紙P3表1)
(注釈)1件の相談で、複数項目にわたる相談があるため1の相談件数を上回る。
新型コロナウイルス感染症関連の相談件数は113件で、労働者の相談項目の上位3項目は、「保険」(21件)、「休業」(17件)、「安全衛生」(16件)となり、全体の47.8%を占めた。(別紙P7参考)

3 あっせん指導の状況

労働相談のうち、当事者間で自主的解決が困難な事例に対し、当事者からの要請を受けて「あっせん指導」を行った事案は44件で、前年度と比べて1件、2.2%減少した。主な内容は、「解雇・退職」に関するものが21件(構成比47.7%)、次いで「賃金」に関するものが9件(同20.5%)であった。(別紙P4)

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電話 045-633-5407
労働相談課長 町野
電話 045-633-5407

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