ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 本県初!寄附金による藻場の再生とブルーカーボンの創出の取組を始めます
初期公開日:2024年1月24日更新日:2024年1月24日
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水産技術センターでは、海藻が消失する現象である「磯焼け」で失われた、相模湾の海の森(藻場)を再生する研究に取り組んでいます。この取組に賛同した株式会社エクセレンスインターナショナルより寄附の申出をいただきました。このことについて、感謝状を贈呈のうえ、本県初となる企業からの寄附金による藻場の再生とブルーカーボンの創出の取組を始めます。
この寄附金を活用して、新たに三浦半島の磯焼け海域1か所(約50m×50m)で、当センターが生産した早熟性カジメ等の海藻種苗を育成し、藻場の再生とブルーカーボンの創出をめざします。
磯焼けで藻場が失われた相模湾の状況
左:アイゴ(藻食性魚)の食害、右:ウニの食害
海藻(早熟性カジメ)の種苗
寄附者の株式会社エクセレンスインターナショナル(東京都港区青山3-11-13 代表取締役社長 牧野 一夫)は、ポルシェセンター青山等を運営しており、同社は8年連続でポルシェ販売台数日本一となっています。この度、藻場再生の取組に賛同し、令和5年12月に50万円の御寄附をいただきました。さらに今後も半年ごとに50万円の御寄附をいただけるとのことです。なお、株式会社エクセレンスインターナショナルのみならず、お車をご購入されたお客様からの寄附金も含まれています。
ポルシェセンター青山(同社ホームページより)
本県の藻場再生とブルーカーボン創出の取組に賛同し、御寄附をいただいたことに対して、次のとおり、感謝状を水産技術センター所長から贈呈します。
(1) 日時
令和6年1月30日(火曜日) 13時30分から14時まで
(2) 場所
神奈川県水産技術センター(三浦市三崎町城ケ島養老子)
1階 会議室A
(3) 出席者
株式会社エクセレンスインターナショナル
ポルシェセンター青山 営業責任者・ゼネラルマネージャー 黒川 龍 氏
神奈川県水産技術センター 所長 滝口 直之
当日は、贈呈式の取材・撮影等が可能です。取材を希望される方は、前日17時までに水産技術センターへ御連絡ください。
問合せ先
神奈川県水産技術センター
企画研究部長 一色 電話046-882-2312
資源管理課長 田島 電話046-882-2314
このページの所管所属は環境農政局 農水産部水産課です。