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更新日:2026年2月19日

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令和7年度「黒岩知事と県民との”対話の広場”地域版 県西会場」実施結果(後半)

令和7年度「黒岩知事と県民との“対話の広場”地域版 県西会場」の実施結果です(後半)

黒岩知事と県民との“対話の広場”地域版 県西会場 実施結果概要(後半)

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意見交換

(司会)
それでは、これより意見交換となります。

知事・ゲストのお2人は前にお願いいたします。

それでは、ここからは、知事に進行をお渡しいたします。お願いいたします。

 

(知事)
すばらしいお話でしたね。おふたりともね。聞き惚れてしまいましたけれどもね。

ここからは皆さんと対話をしていきたいと思いますが、今お二人のお話を聞いてたら、やっぱりこう、今まで歩んでこられた道の中で今やっていることがあるという、そういう感じがすごくしましたね。

初鹿さん、私の方からちょっと簡単に質問したいと思います。

作業療法士と言っても皆さんよくご存じないかもしれませんね。作業療法士とは、どういうお仕事ですか?基本的には。

(事例発表者:初鹿氏)

リハビリテーションの資格はいくつかあるんですけれども、その中の1つです。

人のやることを「作業」というのですが、例えば身の回りのこととか仕事とか。そういったところが、障がいのある人はできなくなるので、それをできるように支援する仕事です。

(知事)

基本的に障がいを負った方は、例えば最初は病院に入ったりとかして、障害が残ったらそのまま例えば、車いすに乗ったりとか施設に入られたりとか、そして「そこへ行って」支援するのが基本ですよね。

(事例発表者:初鹿氏)

そうですね、病院の中で勤務するのが基本です。

(知事)

今やっている活動はそうじゃなかったですよね。

(事例発表者:初鹿氏)

私も病院や施設で働いていたのですが、やはり制度には限界を感じておりました。

やっぱり、家に帰ってからやりたいことをやりたいですよね。そこに関わりたいと思って。

(知事)

今、作業療法士の皆さんの中でこういう新しい動きが出てきてるんですよね。

病院の中にいるんじゃなく、飛び出していって、そして、街の中でこう皆さんが快適に素晴らしく過ごせるような形で作業療法士という資格を活かせないかという、その模索ですよね。

(事例発表者:初鹿氏)

そのとおりです。

(知事)

素晴らしいですよね。佐藤さんも、聞き惚れましたね。なんでしたっけ、「へろくり」?

(事例発表者:佐藤氏)

「へろくり」です。

(知事)

「へろくり」という言葉、知っている人。おひとりだけいましたね。

「へろくり」ってこれ、みんな知らないんですけど。

(事例発表者:佐藤氏)

「へそくりですか?」と言われたことも。「へろくり」です、と。

「こまごました仕事をこなす」という、私が嫁にきた頃、お年寄りたちが「今日何へろくったのよ」なんて、「俺は今日はよ」なんて今日した作業のことを一生懸命話されていることがすごく印象的だったので、「へろくり倶楽部」とネーミングしました。

(知事)

神奈川の中にこんな方言があるなんで知らなかったですよね。山北町の方言ですか?

(事例発表者:佐藤氏)

三保地区、丹沢湖から上の、山間部の風習です。

「門入道」も山北町の街に持っていくと「これ何よ?」と言われます。

山北町でも、山間部の風習らしいんです。

(知事)

本当に地域の核になるような所の言葉であり風習であり、そういうものが残っているんですね。

そんなこと自体知らないですもんね。おもしろいですね。

(事例発表者:佐藤氏)

これをなくさないようにって思って、この風習をぜひ皆さんに繋いでいきたいなと思ってやっています。

(知事)

今日のテーマは、「県西地域を自分らしく楽しむ!」ということでですね、お二人共まさに「自分らしく」楽しんでらっしゃるなということが伝わり、聞き惚れましたね。

ここから、皆さんと対話をしていきます。

ルールがひとつだけ。このテーマでお話をいただきたいということですね。ここからは質問であっても、ご意見であっても、自分はこんなことをやっているなど、何でも結構です。

ここから対話をしていきたいと思います。

今日は高校生の皆様にもたくさん来ていただいているので、どんどん発言をいただきたいと思っております。それでは参ります。

はい、どうぞ。

(参加者1)

話させていただきます。今日の機会を通じまして、未病であるところの芦ノ湖の問題、これについてちょっと話させていただきます。

ご存じのように、令和元年の東日本台風災害において芦ノ湖が氾濫し、濁流が流された早川地域にも氾濫が発生しました。

その後、この年の12月に箱根町の町長と箱根町の議長が、黒岩知事に対して、平常時の芦ノ湖の水位をもっと低くしてほしいと、要望書と意見書を提出したということがございます。それを受けまして、令和4年9月26日の第3回の県議会定例会において県知事自身が、出水期には予測が難しい突発的な降雨を予想され、浸水被害への危険性が高まることから、芦ノ湖の平時の水位をこれまでより低くして備えておくことが必要ですと黒岩県知事自身が答弁しております。

そこで、この問題がどうして前進していかないかと考えますと、県土整備局に任せて、治水の面ばかりで河川管理を追及している。

(知事)

では、その問題、担当者に聞いてみましょうかね。担当者、どこにいますか。

県西地域県政総合センターの所長がおりますので、ご対応していただきます。

(県西地域県政総合センター所長)

県西地域県政総合センターの宮本です。

この件、「未病を自分らしく楽しむ」というこのテーマに直接そぐうものかちょっと分からないんですけれども、所管の所属に聞ける範囲ですと、現在ですね、県とそれから箱根町と静岡県とで、この水位についての対策をどう対応するか協議していると聞いておりますので、ちょっとここではですね、これ以上のことは申し上げられませんという状況でございます。よろしくお願いいたします。

(知事)

お話があったことはよく覚えて帰りますのでね。

どうぞ、他の方どうぞ。

(参加者2)

今日は貴重なご機会いただきありがとうございます。私は真鶴町で。

(知事)

もしよかったら立っていただけますか。

(参加者2)

はい。真鶴町でグランピング施設を運営しておりまして、来年の4月からは町が持っている港にある「魚座」というレストランの指定管理もさせていただいて、地域の仲間たちと一緒に真鶴を盛り上げていこうという形で活動をしております。

今度、JRの方でデスティネーションキャンペーンということで、力を入れて神奈川県のPRをしてくださるということが4月から始まると思うんですけど、県の観光の方にぜひ、真鶴町の方も、そこに枠組みとして入れていただいて、真鶴町は非常に立派なお林とか、美味しい魚とか、魅力的な、未病ってところにも通じる、魅力的な地域ですので、ぜひ真鶴町のことをよろしくお願いします。

(知事)

はい、ありがとうございます。真鶴町ね、過疎の町って言われてるんだけども。

いいところですよね。真鶴町。僕大好きですよ。

僕はあそこで、潜ったことが何度もありますね。潜るとすごい魚がいっぱいいるんですよね。「魚付林」と言ってね。あそこ、なぜ「魚付林」と呼ぶのかなと思ってたけど、潜ったらよく分かりましたね。雨が降ったら、その日はよく晴れていたのに、「今日は、潜れないかもしれない」と言われて、なんでですかと言ったらば、「水曜日か木曜日くらいに雨が降ってた」と言うんで、それで今日はこんなに天気なのに潜れないんですかと聞いたら「そうなんです」と言われて、実際に潜ってみたら、もう濁ってて濁ってて、それで「これはもうダメだなあ」と思って、もっと深く潜ったら、いっぱい魚がいたんです。

どういうことかというと、雨が降ると、わーって、栄養素が流れてくるんですよね。山の栄養素が。それに魚がいっぱい集まってくる。こういうことなんだなと。魚が美味しいところでもあるし。そこでグランピングだなんて。海もきれいですしね。とても魅力的だと思う。

今ありましたけれど、「大阪・関西万博」この間、終わりましたね。次の万博は横浜ですからね。横浜です。嘘じゃないですよ。「GREEN×EXPO」という。私がバッチ付けているでしょう。これ。これね、「トゥンクトゥンク」と言うんです。覚えておいてください。「大阪・関西万博」は「ミャクミャク」ってやつでしたよね。気持ち悪かったですね。あれね。最後はえらい人気になったようですけれども。これに比べれば「トゥンクトゥンク」の方がほら、すごいかわいいの。絶対これからこっちの方がブームになっていきますから。

それが、来年の1年と4ヶ月後かな。2027年の3月から、横浜で「GREEN×EXPO」という万博が始まります。それに合わせて、「デスティネーションキャンペーン」という、JRが取り組む全国観光キャンペーンがあるんですよ。それを我々が勝ち取ったの。

だから2027年は、「横浜・神奈川へ行こう!「GREEN×EXPO」をやっている横浜や神奈川へ行こう」という、大キャンペーンが行われるわけです。来年はそのプレキャンペーンを始めるわけです。だから、そこでぜひ真鶴を我々は推していきたいと思ってます。

(参加者2)

お願いします。

(知事)

はい、ぜひ盛り上げていきましょうね。はい、ありがとうございます。

それでは次の方どうぞ。

(参加者3)

開成町から来ました。開成町に移住して12年になります。時間が1分とのことで、一つだけに絞ります。

佐藤さんに特にお伺いしたい。今、花の話がありました。神奈川県の花といったら、やまゆりですよね。では、神奈川県の石といったら?山北にあるのですけれど、「トーナル岩(とーなるがん)」というのが、神奈川県の石として登録されているはずです。

この担当の関係の方がいましたら、間違っていたら指摘してください。

へろくり倶楽部、すごく面白いと思うんですけれども、トーナル岩が西丹沢のキャンプ場に行くと、河原が白いですよね。所謂「ごま塩」石。これが神奈川県の石です。石ころが大好きなので、箱根町、南足柄にはジオパークがあるし、生命の星・地球博物館もあります。トーナル岩で「へろくり」をやっていただきたいと、お話を聞いて思っています。4つの大陸プレートや海洋プレートがぶつかり、箱根山、富士山が見えて、という世界的にも貴重な場所なので、世界中の博物館に、石の標本セットなどは売れると思います。山北町の広大な西丹沢エリアがトーナル岩、深成岩の場所なので、それをぜひ。これが風化すると、「白砂青松」の「白砂」になるんです。河原で集いがあった時に、子どもたちと一緒に砂をすくってみて、白い砂だな、どこから来ているんだろうと思って、1メートル四方の石を子どもたちに集めさせて観察したことがあります。神奈川県の花もいいんですけど、石について。何かアイデアがあったら今後取り組んでいただきたいと思うので、よろしくお願いします。

(知事)

石の名前は?

(参加者3)

「トーナル岩」です。カタカナでトーナル岩。西丹沢のビジターセンターに展示されています。いろんな石と一緒に。

(知事)

そうですか、白いんですか?

(参加者3)

ごま塩です。ごま塩。県のご担当の方、間違っていたら教えてください。

(知事)

知っていますか?知らないことがいっぱいありますね、まだ。

はい、どうぞ。

(事例発表者:佐藤氏)

白石沢とか、白が付く場所があって、水がきれいで、動画を取るときに空中から水中にカメラを入れても本当に映像が変わらない、透明度があるのは石のおかげだと思っています。台風が来て土砂が出ても、2日経つと綺麗な水になるのは、きっとそういった石のおかげだと思います。勉強します。

(知事)

街歩きすると、いろいろなことを発見するのですね。さすがですね。

はい、ほかにどうぞ。

(参加者4)

平塚からきました。県政のことで、ぜひ知事に報告したいと思います。

(知事)

このテーマでお願いしますね。

(参加者4)

はい、分かりました。県政は汚れています。県議会議員が100人近くいますが、今、神奈川県警察の本部長は不正なことをしている。

(知事)

ですからこのテーマでお願いします。

(参加者4)

これは知事に大事な話だから報告しています。1分で終わります。

(知事)

皆さんどうでしょうか、このテーマで皆さんの話を聞きたいんですけどいかがでしょうか。この方の話、聞いた方がいいですか。どうですか。

(参加者4)

すごく大事な話をしている。県政に関する。

(知事)

では後でお伺いしましょう。

(参加者4)

副知事3人いますね。副知事。3人にとも報告しています。書面送ってますから。

(知事)

はい分かりました。皆さんと議論したいので。分かりました後でお伺いしますから。はいありがとうございました。

はい、他にいませんか。どうぞ。

(他の参加者に向けて)くじけちゃだめだよ。

(参加者5)

大井町から参りました。佐藤さんのところには、大井町の体験観光協会でお世話になっています。

大井町は未病の聖地です。5年位前から竹林整備を始めました。4年間一人でやってまして、去年仲間が増えまして、今年、任意団体を立ち上げました。その中で、観光業界で知り合ったお客様もグループに入ってくれるようになりました。

ただ、この1回目のメンバーはすごくよく集まるのですが、次の世代につながるような人の輪の繋げ方、エネルギーも必要だと思うのですが、人との繋がり方のコツを教えていただきたいなと。

(知事)

コツを教えてください。ぜひ聞きたいですね。

(事例発表者:佐藤氏)

さきほども発表でお知らせしましたが、やっている方自身が「楽しそう」であるということ。楽しそうなことが始まっているなとか、楽しそうに団体が動いているなとか。「楽しい」というエネルギーが人につながっていくと、行ってみようとか、参加してみようとか。やられている方自身が楽しいなという、今、飲みニケーションは少ないみたいですが、わいわい人が集まっているというエネルギーが、きっと健康につながって輪になるのかなと思う。

ぜひ、若い子たちに楽しそうなところを見せてあげていただきたいです。

(参加者5)

ありがとうございます。

(知事)

佐藤さん見ていると楽しそうですね。私、聞いただけでも楽しそうな感じが伝わってきましたよ。これが秘訣でしょうね。初鹿さんもそうですか?仕事をするうえで、どうですか。

(事例発表者:初鹿氏)

私たち、「福祉」と言うと堅くなりますが、さきほどもあったように海のイベントは誰でも楽しめます。介助する側が車椅子ユーザーよりひょっとしたら楽しんでいるかもしれない。自分たちがどう楽しむか、というのはキーワードになると思ってやっています。

(知事)

いいキーワードが出てきました。自分らしく、楽しむのが今日のテーマですからね。ありがとうございました。

はい他にどうぞ。高校生達、いっぱい来ているでしょ。はいどうぞ。

(参加者6)

小田原高校定時制の者です。

今回お話を聞かせていただいて、バリアフリーマップや山北あたりのことを聞いて、聞いた上で、かなりすごく良い、行ってみたい、知ってみたいと思うことがとても多くありました。逆に、こういった情報を今まで知らなかったことに目が行きました。こういったことを、いかに多くの若い人たちに伝えるために、どういう努力をしているかということを聞きたいです。

(知事)

そうですね、我々も知りませんでした。どうしたらいいですかね。県の責任もありますね。もっとこうしなきゃいけないという。

(事例発表者:佐藤氏)

年代が、ジェネレーションギャップというか。丹沢湖観光連絡会も、SUPの関係者や、「ういちゃん」のYouTuberだったり、そういった子達が会員になったことで、今はSNSの時代だとか、新しい言葉を投げ掛けてくれて、この時代に適した宣伝の方法をやりましょうと言われたり。今まで新しい若い方たちが入る前は、ういちゃんのベルマーレカラーのステッカーを作ろうなんていう案を出す人は誰もいませんでした。やっぱり若い子たちに参入してもらって、それを受け入れる体制、移住者だったりするので部外者なのですが、それを除けないで、ウェルカムな体制で迎え入れると、新しい発想がどんどん入ってきて楽しい発信の仕方も教えてくれる気がします。

(知事)楽しい発信の仕方、さっき出たね。「カワウソ観光大使」、あれはなんですか?

(事例発表者:佐藤氏)

相模原市に住んでいた方が、相模原の環境がなかなか難しくなり、西丹沢に移住して来られたんです。西丹沢の自然がすごく気に入って、丹沢湖はダメだけど丹沢湖に流れている河川で散歩をしたり、キャンプ場さんで水浴びをしたりしていて。本当に住まわれているんですよ。カワウソを飼っている方が。それを一生懸命、YouTube配信していただいている。西丹沢にカワウソがいるということで、「カワウソはどこに行ったら会えますか」と質問もあるのですけれども、どこにいるかは言えないので、「河原で散歩していますから、どこかで出会えたらいいですね」という話をしています。

(知事)

さっき動画が確かありましたが、動画出る?「カワウソ観光大使ういちゃん」。ここに来る車の中で「これ見ておいてください」って言われて、見たときに「これ何だろう」って思ったのがあったのだけど、あれ出ます?じゃちょっと探しておいてね。出たらすぐ出してね。

では他にどうぞ。はいどうぞ。

(参加者7)

会社員をしています。妻と子ども3人、5人で暮らしています。今日のテーマ「自分らしく楽しく」、「未病」ということで、健康であれば嬉しいと思うのですけども、誰でも病気になってしまうと思うのです。たまたま今年、妻が病気になり、平塚市民病院に入院したのですけれども、死にかけてしまって。医者が検査をしなかったことが原因で、病院も非を認めていて「申し訳なかった」と。担当の人はもう異動していなくなってしまいました。それで、病院に相談したところ、「これは問題ないので対応しません」と。取り扱わないということで。自分なりに調べた。国というのは亡くなると話を聞いてくれるのですが、亡くならないと対応してくれない。神奈川県に聞いたら、

(知事)

ちょっと今日のテーマと少し違いますね、あとで伺いますから。

(参加者7)

違いますか。

(知事)

また後でちょっとお伺いします。

(知事)

カワウソ出た。これ。これは、SNSで出ているのですか?これ見たことある人。見たことない?これ広めてください。高校生の皆さんSNSやっているだろうから。ありがとう。

それではどうぞ。高校生いっぱい来ているので、どうぞ話してください。

(参加者8)

立花学園高校の教員です。

お三方に聞きたいです。ちょうど本校は明日生徒会選挙で、新しいことに挑戦しようとか、何かを変えようという生徒がたくさんいる。何かを変えようとすると必ず抵抗、もしくは壁がある。その乗り越え方というか、どういうマインドで新しいことをしていくか、変えていけばいいのか、教えていただければと思います。

(知事)

なるほど。壁をどう乗り越えるか。初鹿さん、どうですかね。

(事例発表者:初鹿氏)

小田原の海って、危ないのですよ。「どんぶか」といって、すぐ深くなる。人は入らないし、死人が出る海なのです。そこに車椅子ユーザーを連れていくと言ったら、義理の父にめちゃくちゃ反対された。でも楽しむというか、安全管理、リスク管理はもちろんします。そのうえで、いかに楽しむかをみんなに見せる、そこが大切なのかなと思います。

(知事)

佐藤さん、いかがですか。

(事例発表者:佐藤氏)

男性の方たちには怒られますが、女性のパワーって今、すごく絶大で、女性は結構なことを指摘してもニコって笑うと意外とすんなり通ることもある。高校生たちも、女性パワーというか、女性がパワーを出すことでひとつの輪になる面もあるかなと思って。ぜひウーマンパワーを期待したいです。

(知事)

壁にぶつかる、僕は壁にぶつかってばかりですが、壁にぶつかるのは、当たり前だとまず思い込んでいるということです。壁にぶつかって「えっ?」とびっくりするのではなくて、壁は絶対にあるだろう、絶対反対するだろう、絶対潰しにこられるだろうというのを、まず織り込み済み。そこでうまくいったら、ラッキーみたいな。心ってポキっと折れちゃう人がいるんですね。あれはもったいないですよね、そうではなくて要するに失敗するのは当たり前とか、人に反対されるのは当たり前。そう思うとそんなことに出会っても、ポキっと折れないんですよね。しなやかにというか、心の強さというか、というのを持っていると、やっぱり乗り越えられるんじゃないかなと思います。私は最初「未病」は議会でも総反感でしたよ、「訳分からないことを」と言われましたよ。でも、今は未病ってみんな言うようになったじゃないですか。「予防でいいじゃないか」って言われたんだけれども。

やはり皆さんを説得しなければいけないから。説得の仕方というものを考えたんですね。健康ですc1か、病気ですか。こうやって考えがちですよね。世の中全部こういう仕組みになっている。医学部で一生懸命勉強するし、医者、医療も赤のところを徹底的に入っていく。でも自分の目線で見たときに、線はないですよね。自分の目線から見たら、こっちだ、というグラデーションだと。これが未病だということですね。

未病は漢方の言葉ですけども、これを我々は現代流にアレンジして定義づけをした。皆さん分かってくださいねと。ここから始まったのです。

「予防じゃないか」って言われたのだけども、「予防」という字は「予め、防ぐ」と書きます。白赤モデルなのですね。だから、病気になった人に、病気を予防しましょうとは言わないですよね。これに対して「未病」というのは、自分がどこにいても有効な概念。これでずっと十何年間言い続けてきたのですね。だから世界のほうが理解してくれましたね。世界の方が。未病、ずっと言い続けてきたので、じゃあこの県西地域は、と。未病を改善するために何が大事か。食、運動、社会参加。これによって未病を改善するということ。これが3つの要素。これを見たら、この県西地域というのは、この魅力で溢れているじゃないですか。食の魅力。海の幸もあれば、山の幸もあれば。運動も、いろいろな楽しみかたができるじゃないですか。社会参加、これまた大事です。初鹿さんがやっていることは、これに近い。コミュニティも大事。こういうことをやっていると、県西地域に住んだら、未病を改善して元気に楽しく過ごせるぞ、と。そういうエリアにしようとずっとやってきたということでもあるんですね。本当に最初は抵抗ばかりだったんですよね。それが今や、未病、未病と皆さんが言ってくれるようになりました。

(知事)

生徒会長選挙で、誰か立候補する人いるの?2人いるの?2人の戦いになるわけ。すごいね。一言ずつなにか。すごいことじゃない。どんな学校にしたいとか、どんな地域にしていきたいとか。

(参加者9)

自分の学校は挑戦する時間があまりなくて、先生が圧で抑えるような。ちょっと、それを変えたいなと思って。新たなことに挑戦する学校にしたいなと。

(知事)

おお、すごい。もう1人は?どうぞ。

(参加者10)

ウーマンパワーでがんばります。

(知事)

すごい戦いになりそうですね。がんばってください。

はい、他にどうぞ。

(参加者11)

小田原高校の全日制で生徒会長をさせてもらっている者です。立花の皆さんから見たら、体制側の人間かもしれません。自分が住んでいるのは南足柄市で、小田原市のひとつ上の市です。わりと高齢化が進んでいて、どうしようか、というところですが、自分が育った小学校中学校で、社会の先輩方ということで、近所に住むおじいちゃんやおばあちゃんとの交流があったのですけど、比較的そういう方は元気で、社会活動に参加されているのが事実なのですが、やっぱり老化には抗えない部分も現在の技術ではあるようです。

自分が必要と思うのは、南足柄市だけではなく、交通インフラの拡充が大事だなと思っていて、自分の住んでいる南足柄市でも、路線バスの穴を埋める小型バスの実証運転が始まっていて、いい取り組みだなと思うのですが、やはり、全部が全部近所だけで解決するわけでもないので、鉄道、バスなどの公共交通を県西はより一層、重視して拡充していかないといけないと思いますが、どうでしょうか。

(知事)

ありがとうございます。超高齢者社会、100歳時代がこれから本当に進んできますから、交通インフラは非常に大事な問題だと我々も思います。ただそうは言っても鉄道を引いてというと、今から鉄道引けますかね。あちこちに鉄道、引いていけますかね。高齢化と同時に人口減少していく訳でしょう。そんなときに、そんな巨大なインフラを整備するのは現実的ではなく、新しいテクノロジーですよね。これから自動運転の時代になっていきます。今、実証実験やっています。移動はそのような車で、ドライバーがいなくても移動できるような、そういった新たなモビリティを模索していくことによって、皆様一人一人の不便を取り除いていくという形です。バスの運転手もいなくなって減便だ、どんどん離れたところの老人が移動できなくなってしまう、というときに、今おっしゃったように、小型の普通の自動車を運転免許で運転できることが第一だけども、そのすぐ目の前に見えているのは、自動運転。そういう形で支えるのが、これからの支え方かなと私は思います。重要なポイントだと思いますね。ありがとうございます。

はい、他にどうぞ。はいどうぞ。

(参加者12)

佐藤さんと同じ山北に住んでおります。と言っても私は東山北の駅前ですが。山北の駅で駅員がいなくなったので、乗車券の販売に駆り出されて平均2万近く、この間まで売っていました。最近は、ハイカーの季節には平均4~5万近く売ることもあります。

その関連でお話ししたいのですが、佐藤さんのところに行くには非常に遠いし、車でないと行けないのかなという感じがします。バスもハイカーの方が帰りには乗っているようですが、それでもあまり乗っていないようです。小田原から大雄山までの鉄道がありますが、その鉄道を山北まで延伸しろということを、平成のはじめ頃に、タシロという町長が県に要望したことがあるのです。山北では大雄山線の延伸を出したのですが、モノレールではだめかということだったのですけど、最近、四国ではバスと鉄道を一緒にするっていう、それが成功しているということもあるので、そういったものについて、大雄山の駅から佐藤さんがいる箒沢まで、こういうことをやるというのは、行きはよくても帰りは歩くのは、未病のためにも非常によいのではということを考えまして、ご意見を。

(知事)

ありがとうございました。さっき、「“へろくり”という言葉を知っていますか?」という質問に手を挙げられた方のおひとりでしたね。地元の方ですね。交通の不便さに関しては地元を町歩きされてどうですか。

(事例発表者:佐藤氏)

通常のバスは1日に4本しかないので、自家用車を頼っている形で、自分が運転できなくなったらどうするかという課題はありますよね。でも、今年5月の連休から県の政策で、モビリティサイクル、自転車を利用したルート確保という形で、それもまた新しい面なのかと思って。登山の方は山に入りますが、土日だけの利用なので、平日の交通手段というのはテーマだと思います。

(知事)

はい、ありがとうございます。初鹿さん、作業療法士の立場から山に中にいらっしゃる方は移動が困難ということがある問題は、どんな風に受け止められていらっしゃいますか。

(事例発表者:初鹿氏)

そういう次世代のテクノロジーというのもありますが、電動車椅子。障がいを持った方ではなく、パーソナルモビリティという考えで、誰でも、若い人からお年寄りまで乗っている電動車椅子を幅広く利用するなどそういう選択肢も増えていると思います。

(知事)

今、ロボットもすごいですよね。この前デモンストレーションを見ましたが、階段をぱぱぱぱっと上がっていくロボットが実はあるのですね。坂の上に住んでいる方でなかなか大変だということで、物の移動や災害時には高層マンションはどうしようというときに、あんなロボットが荷物をもってぱぱぱぱっと階段を登って行ってくれればね。随分いいかなと。新たなテクノロジーによっていろんな課題を解決していくという、そういう流れもきっとあると思いますね。

はいどうぞ。高校生の方たくさん来ているのに、どんどん手を挙げてくださいね。はいどうぞ。

(参加者13)

小田原市在住の相洋高校1年の者です。

県西地域での未病への取組みは、健康寿命を延ばすことを目指すものだと理解しています。この取組みを進めるにあたり、私たち高校生が未来の担い手として主体的に貢献できる、具体的な機会はありますか。

(知事)

すごくいい質問ですね。いいじゃないですか。高校生が「主体的に」というのがすごくいいと思いますね。さっき食、運動、社会参加と言いましたが、これ、実はすごく大事で。皆さん、食生活どうですか。自分の食生活です。健康にいい食事のとりかたというのが、実はある。3食とるとか、バランスよくとっているとか、野菜をたくさんとるとか、聞くでしょう。でも、これらをやっているか。というのがひとつある。運動週間。以前、対話の広場をやったとき、女性の高校生だったかな、運動部に入っている子が少なくなっていると。「女性の運動」をテーマにやったことがありましたよ。女性でトップアスリートは頑張っています。オリンピックで金メダルとるような人たち、たくさん頑張っている。そうではなく、一般の高校生の中で日常的に運動をしている人たちが減ってきている。そんな話も実はある。

あとは社会参加として、コミュニティですよね。我々の時代と違うのは、みんなSNSとかLINEとかでコミュニケーションを取り合っていて、生で語り合っているかどうか。そういうことが大事ですよと言っているのが、実は食、運動、社会参加ということなんですね。それを皆さんが自分で取り組んでいこうとしないと、若いときは元気でいいのですが、習慣ですから、だんだん高齢になってくると、それが後で大きくなってくるということ。主体的に、自ら、自分のことは自分で取り組んでいくということもあるし、こういうコンセプト、「なるほど、そうだな」と思ってくれるんだったら、どうやったら自分たちで発信できるかを考えてほしい。

世界の地図を見せようか。未病のコンセプトでいうと、世界のほうがすごく理解してくれる。なぜか。WHOがつくった、世界高齢化地図があるんですね。

c2今、WHOがつくった世界の高齢化地図は、これです、2015年、日本だけは真っ黒ですね。60歳以上が30%を超えているという国。日本だけ真っ黒。あとはそうじゃないでしょ。ところがこれを5年毎に変えていきます。2050年には、北半球のほとんどの国は、日本のような状態になるのです。逆に言うと、2050年には世界が直面する超高齢社会の問題、これが一番先にでたのが日本だということ。そして日本の中で、高c3齢化の進み方が一番速いのが神奈川県なのです。だから、世界の課題が一番先に見えている。

だから、なんとかしなきゃいけないというときに、「未病」と。「なんですかそれ」と言われる。でも、言うとびっくりする。みんな病気に焦点を当てている。

でも、超高齢社会のときにみんな病気になったら、いくら医療が頑張っても無理ですよね。病気にならないようにしていくのが大事。そのための未病コンセプトと言ったら、世界中、WHOのテドロス事務局長もすっかり共感してくれた。WHOと我々覚書まで結んでるんですよ。だから、こうした大きな新しい世界の課題に向かって、若い高校生が自ら、「私たち、こんなことやっていくのだ」と言えば、これは世界のモデルになりうると思います。だから、頑張ってほしいと思います。

ありがとうございます。はい、ほかにどうぞ。

(参加者14)

小田原市の者です。

先ほど発表された、初鹿さんの海での車椅子の方のイベント、「みんなでMIYUKIBEACH」に私も参加させていただきました。はじめて車椅子で初めて海に入って、本当にうれしかったという方と接することができて私も感動しました。そうしたイベントに参加したことで、基本中の基本だと思うのですがトイレのつくりについて、非常に難題があるなと感じました。

「御幸の浜(みゆきがはま)」というところなんですけれども、車椅子でおりる方のスロープからかなり遠い所にありまして、車椅子は砂浜ではマットを敷いて通らなきゃいけないのですが、そのマットも届かないような場所にトイレがありました。ベニヤ板を敷いたりして、スロープもかなりきつくて、1人では登れないような、そういう造りになっておりました。そういうことに気づいて、これから、多様化ということもありますので、改修や建て替えなどご検討いただけたらいいなと思ったのですが、いかがでしょうか。

(知事)

そうですね。トイレ、遠いところでやらざるを得かったのですね。

(事例発表者:初鹿氏)

おそらく、昭和時代に建てられたトイレで、砂浜の中にスロープがついているトイレです。当時は、車椅子ユーザーが砂浜に行って海水浴に行ってということは、本人も社会も考えない時代でした。社会がアップデートされているので、ハード面を変えていかなくちゃいけないと思います。

(知事)

そうですね。だから、全く新しい挑戦を始められた訳ですよね。今は、そういう体制になっていないけど、そんなことができるのだとなったら、仰ったように、それならばここはこんな風になったらいいよね、あそこはあんな風になったらいいよね、というように一個一個、課題が見えてくると思うのですよね。それを変えていくことによって、共に生きる社会が具体的になっていく。トイレの問題のご指摘は非常に重要だと思いますね。

ありがとうございます。はいどうぞ。

(参加者15)

厚木市から来ました。

私は学校でクラスの学級委員長として学校生活を送っていて、部活の方でも生徒会行事研究部として生徒の前に立ったり、何かを決めたりする立場にありますが、何かを決めるときに、周りに流されてしまうことがあります。お三方は自分から何かをしているので、「自分らしく」について、どう意識しているか教えていただけると嬉しいです。

(知事)

ありがとうございます。初鹿さん、「自分らしく」ってなんだろうというところから始まったんですよね。

(事例発表者:初鹿氏)

ずっと悩んでいます。でも、自分のこだわりをガンガン前に出すと皆離れていくので、ある意味、そこら辺は折り合いをつけるのも必要かなと思いますけれども非常に難しい。自分は顔色を見てしまい、結局、最後は自分で全部やって、そして自分が潰れることが多いです。アドバイスには全然ならないです。

(知事)

難しい課題だということですよね。はいどうぞ佐藤さん。

(事例発表者:佐藤氏)

これは譲れないなということはきっとあると思うんですけど。一人では何もできない。皆で輪になることがすごく大事で、輪になるという時間は、いろいろな話をしながら輪をつくっていくという段階もすごく大事なところなので、自分のゆずれないところと、それを相手に分かってもらうところと、あと相手の意見もわかりあえるということ。人と人のつながりを大事にしていけば、最終的にはいいものができる気がします。

(知事)

「自分らしく」というのは結構難しいことですよね。自分のことを本当に分かっているのかというか。その解決かはわかりませんが、私が県職員にいつも言っているのは、目線の話をいつもするんですよね。誰の目線で物を考えるのか。県庁職員は、ある種「みんなのために頑張りたい」という志を持って入ってくる人が多いのです。「県民のために頑張る」と言ったとき、誰の目線で喋っているのか。県職員の目線じゃないか。そうでなく、県民目線に立つという、県民目線で仕事してほしい、といつも言っているのですが、実際にやろうとするとすごく難しい。自然に自分の目で見ているのです。相手の目線に立つのは、よほど意識がないとできない。

9年前に津久井やまゆり園での事件がありました。「意思疎通ができない人間は生きている意味がない」と言って、元職員が19人殺した。何でこんなことが起きたのか、ずっと我々はそれに対して向き合ってきました。「ともに生きる社会かながわ憲章」というものをつくり、「当事者目線での障害福祉推進条例」も作りました。なぜ事件がおきたのか。事件だけではなく、その後も施設での虐待が続いていた。なぜそんなことが起きているのかいうと、その虐待は何かというと、「強度行動障害」という、わーっと暴れる人がいるんですね。その人が暴れたら危険だからということで、24時間部屋に閉じ込めておくとか、車椅子に縛り付けておくというのが普通に行われている。それは、誰の目線でやっているのか。それは施設を運営する側の目線でやっている。縛り付けられた人の目線ではない。障害当事者と徹底的に議論を重ねてきました。皆さん、いろいろな意見を言います。

その中で、こんな意見を言った人がいました。「私もかつて暴れて、抑えつけられて、部屋に24時間閉じ込められました、「違うんだ」と暴れたらもっと閉じ込められました。あのとき僕がなんで暴れていたのか、聞いてほしかったんだ」と。なるほどな、何か訴えようとしていたんだな、でもうまく言葉が出てこないから、「違うんだ」と暴れたら、「暴れている」ということで抑えつけられる。これだな、と思った。当事者の目線に立つ。この人は何を求めているのかと。これは、子育てだとお母さん、お父さんは、子どもはなんで泣いているのかと思いますよね。親は、子ども目線になっているんだよね。なんで泣いてるんだろう、おむつが濡れてるのかな、おなかすいているのかな、眠くて眠れないのかな、何か訴えようとしているのかな。ぴたりと合うと、赤ちゃんは泣き止んで笑い始める。そういうことがすごく大事。「これが自分らしさだ」と思っていたら、実は違っているかもしれない。相手の目線に立つ中で自分らしさが見えるかもしれないと、僕は思っています。

はい、ありがとうございました。はい、次どうぞ。

(参加者4)

はい。

(知事)

ちょっと待ってください。

(参加者4)

話を聞いてください。

(知事)

ちょっと待ってください。

(参加者4)

聞いてくださいよ。

(知事)

もういいです。はい、ほかどうぞ。

(参加者4)

今、津久井のことが出ました。津久井はね、犯人は刺青してたんですよ。雇った人が悪い。

(知事)

皆さんの邪魔をしないでください。他の方。

(参加者4)

逃げてるんだよ知事が。逃げちゃだめだよ。

(知事)ご退場ください。ルールを守ってください。高校生もいっぱいいますからね。ルールを守ってくださいね。大人として。

(参加者4)

退場するよ。元キャスターだろ。

(参加者16)

小田原高等学校に在学しています、大井町在住の者です。

まさに今回の「未病」についての中心的なエリアに私は属していると思います。県西地域で育った高校生として今、県が主催している若者向けのプロジェクトに参加していて、地域の大人の方と一緒に繋がりながら、課題解決に挑戦する面白さを感じています。県としても、そういったプロジェクトを開催してくださったことに感謝しています。自分らしく楽しむであったりとか、そういった活動、地域の魅力をどのように見つけていくか、どういうふうにそれを広めて、形にしていくかで、若者としてのエネルギッシュなことやパワーをつたえることがあると思っていて。

皆さん大人の方が、若者に期待していることだったり、今日、何回か「つながり」とか「協働」というワードが出てきましたので、地域と若者、制度だけではなく市民も関われるような仕組みづくりについても、どのようにお考えか、意見をお聞きしたいです。

(知事)

どうですか初鹿さん、若い人からこういう声が出てくると嬉しいですよね。

(事例発表者:初鹿氏)

嬉しいです。おだわらRフェスというイベントが2月21日にあるので、ぜひそこに関わっていただけると、そこからいろいろ広がると思います。

私たちも若い人たちとのつながりを求めていますが、なかなかつながれないです。おじさんたち、SNS頑張ってもぜんぜん誰も見てくれません。そういうところを協力していただける若い力に期待しています。よろしくお願いします。

(知事)

ありがとうございます。佐藤さんいかがですか。

(事例発表者:佐藤氏)

今の子どもさんは、会話がなかなか苦手という感じで、同じ車の中にいても、LINE同士で話することもあるようで。「ことば」はとても大事で、高校生から人に「何をやっているの?」と問いかけができるような勇気をもってほしいです。LINEでの中で完了するのではなく、言葉に出してほしいなと思います。

(知事)

ありがとうございます。先ほど目線の話もしましたけれども、子どもの政策というものも、今までは大人が考えていましたが、そうじゃなくて子ども目線で考えるという政策をやろうと、そのための推進条例をつくりました。子どもの政策を子ども目線で考えるとき、どうするか。子どもの声を聞く。子どもの皆さんに作ってもらうこと。実際にそういうことを進めていますから、例えば今日皆さん、いろんな思いがあって県はこんなことをすべきじゃないかなと思ったら、じゃあ自分が何をできるか、自分の目線でそれを提案していただくと、実はその政策コンテストがあります。選んだ政策に対しては、県が予算をつけます。そして以前は、その選ばれた政策を県の職員がしていましたが、今は違う。自分たちでやりたいという人たちがいるから、県は予算を出して、あとはフォローはするけれど、やる主体は皆さん。

この間は小学生が、地域を盛り上げたいということで、地域ごとにラスクを作ると提案してきたんですよ。ここには、これの産地で、こういう特産品があるから、こういうラスクを作ってと。ラスクプロジェクトを小学生がやるという、これは面白い、やろうと採用したりする動きがありました。実際に動き始めているプロジェクトがたくさんあります。だから、アクションをぜひおこしてください。

ありがとうございました。はいどうぞ。

(参加者17)

こんにちは。平塚市からきた、相洋高校の生徒会長を務めている者です。

今回のテーマの「自分らしく楽しむ」ということを実現するにあたっては、病気を治していくというよりも、病気を抱えた状態でいかに健康に過ごしていくかが大事になってくると思うのですが。それを実現するにあたって、各々の生活の質を高めるということが大事になってくると思うのですが、県民が、自分から生活の質を高めるにあたって、県としてなにか支援してくださっていること、今後の支援について考えていることを教えていただきたいです。

(知事)

はい、とっても重要なことだと思います。未病を改善すること、いちばん大きなキーコンセプトです。例えば、横浜若葉台団地のグラフ。横浜に若葉台団地という、1万4千人くらい住んでいる大きな団地があるんですけれども、ここで奇跡的なことが起きているのです。

何かというと、高齢化の進み方がすごく早いのです。これが全国平均です。65歳以上29.2%若葉台団地は高齢者率が55%を超えているのです。15年間でわーっといっている。ところが要介護認定率、介護しようとする人の率が15年間、増えてないですよね。なぜこんなことが起きているのかというと、自治会がすごく活発で、多世代交流の場を作っているのです。文化やスポーツイベントなどを次々やるコミュニティを一生懸命自分たち盛り上げようと作っていることが、この結果になっています。

逆に言えば、ただこれだけのことなのです。これで皆さんを元気にしているということ。コーラスグループ。これは県営団地を10個選んで、若手のユースクラシック、クラシックを学んでいる若い人たちに、団地に教えに行ってもらってコーラスグループを作っている。これだけでも元気なのですが発表会。見てください。ドレスアップして、スポットライト浴びて、お客さんの前でわーっと歌うとそれだけでみんな元気になってくる。

c4横須賀と小田原、綾瀬にもあります。シニア劇団。芝居なんてやったことがないという人たちに対して、プロの演出家が教える。この表情を見てください。これでガーっと元気になる。こういうアプローチをしていて、もっともっと広げていこうとしています。コミュニティの力がとても大事だし、楽しんでいることが大事なんですよね。

ご老人で一番問題なのは、孤立していることなんですね。一人ぼっちになっちゃって、フレイルで足腰が弱くなる、そして外に出ていかなくなっちゃう。孤立した老人はどんどん悪くなっていきますからね。みなさん、孤立させないような仕掛けを作っている。この延長線上に、例えば大学生に協力してもらい、高齢者の団地に大学生が住んでもらう。これは神奈川大学のサッカー部が合宿所にして横浜の竹山団地というところに住んでもらっている。そして大学生が日頃、老人の皆さんに、スマホを教えたり、自分たちは運動選手なので運動を教えてあげたりとか。料理を作って、皆さんにプレゼントしたりするとか。交流をすることによって、未病の改善を図ろうと。いろんな事を実はしています。質問者さんも、自分だったら何ができるか考えながら、ぜひアクションを起こしてほしいと思います。

(知事)

時間がやってまいりました。

せっかく開成町の山神町長来ていただいていますので。今日ここまで聞いていかがですか。何か一言、コメントお願いしたいと思います。

(開成町山神町長)

大変いいお話を聞かせていただき、ありがとうございました。佐藤さんの受け答えには感銘しまして、我々一般質問とか受けて答える立場からすると、佐藤さんのアドリブのすごさを感じました。

いずれにしても県西地域で活躍する人のお話を伺う中で、我々としては、残念ながら人口が減少の地域ではありますけれども、より魅力を発信し、伝えることにより、この地域を気に入っていただける方々にそういった情報や活動を届けることが大事だと思います。

今日は高校生がたくさん参加していますけれども、ぜひ皆さん、就学、就職でこの地を離れることがあると思いますが、ぜひ、戻ってきていただけるような、私たちも魅力ある住みやすいまちをつくっていきたいと思います。今日はありがとうございました。どうもありがとうございました。

(知事)

ありがとうございました。地元の県議会議員の高橋さんもきています。一言どうぞ。

(神奈川県議会議員高橋議員)

こんばんは。若い方に参加していただいて、活発な意見を聞いて、まだまだこの地域は捨てたものじゃないと再認識しました。皆さんのご協力と、我々も一緒にやっていきますので、よろしくお願いします。

(知事)

ありがとうございました。ちょっと今日は場が荒れる一幕もありましたが、へこたれずに頑張って盛り上げてくれてありがとうございました。今日のテーマ、「県西地域を自分らしく楽しむ!」ということ。考えるきっかけになったのではないでしょうか。未病の戦略的エリアのさらなる可能性、私は可能性をすごく感じています。この地域には。

今日の話を聞いても、「え、そんなことあったんですか」という知らないことがいくらでもある。もっともっと掘り起こせば、いっぱい知らないことがあるので、どんどん見つけながら、そしてこの地域を交流して、コミュニティの力をどんどん増していって、この地域で生まれ育ってよかったなと思う地域にみんなでしていく。誰かに頼るのではなくて、みんなが自分でやっていく、そういう流れをつくっていくといいととてもいいんじゃないかなと思います。

ゲストのお二人も、ありがとうございました。お付き合いいただき、皆さんありがとうございました。

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