国の「健康・医療戦略」に「未病」が盛り込まれました!
国の「健康・医療戦略」に「未病」が盛り込まれたことについて
平成29年2月17日、「未病の考え方などが重要になる」という表現とともに、「未病」の定義が新たに盛り込まれた国の「健康・医療戦略」が閣議決定されました。
これまで知事は、健康・医療戦略参与会合の参与として、国の戦略に「未病」を位置付けるよう提案してきており、今回、その提案が実現したものです。
国の戦略に「未病」が位置づけられたのは今回が初めてであり、本県としても、今後、未病コンセプトに基づく取組みを強力に推進してまいります。
<黒岩 祐治 神奈川県知事コメント>
本日、国の「健康・医療戦略」の中に、「未病の考え方などが重要になる」という表現が、新たに盛り込まれました。
私はこれまで、健康・医療戦略 参与会合の場で、超高齢社会を乗り越えるためには、未病コンセプトを国の政策に位置付けて推進することが必要だと、繰り返し主張してまいりました。
今回、国が未病コンセプトの重要性を認識し、健康・医療戦略に位置付けたことで、今後、未病コンセプトの広がりに、ますます拍車がかかるものと期待しております。
健康・医療戦略とは
「健康・医療戦略推進法」第17条の規定に基づき、健康長寿社会を形成するため、政府が講ずべき健康・医療に関する先端的研究開発及び新産業創出に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために策定された計画です。
健康・医療戦略参与会合について
健康・医療戦略参与会合は、国が戦略の策定やその実行に関し、各界の有識者から幅広い政策的助言を受けるため、開催しているものです。地方自治体の首長としては唯一、本県の黒岩知事が委員に就任しています。