ホーム > 健康・福祉・子育て > 未病改善・心身の健康 > 未病改善・健康づくり > 世界保健機関(WHO)との連携 > 【開催報告】神奈川県WHOエイジフレンドリーシティ推進オンラインセミナー
更新日:2024年5月17日
ここから本文です。
令和5年3月14日、WHOのエイジフレンドリーシティ(高齢者に優しい地域づくり)を推進するためのオンラインセミナー「高齢者のための包括的なケア~健康長寿社会の実現に向けて~」を開催しました。
高齢化が日本だけでなく世界的な課題になっている中、世界保健機関(WHO)は、高齢者の心身の能力低下を適切に評価・最適化するため、「高齢者のための包括的ケア(ICOPE※)」を推進しています。ICOPEは、病気に焦点を当てるのではなく、運動や認知の能力を把握して総合的な支援を行う枠組みです。
※WHOが発表したICOPEハンドブックの日本語版が日本老年医学会により作成されています。詳細はこちら
神奈川県は、WHOと連携して、高齢者に優しい地域づくりに取組む自治体等の国際的なネットワークであるエイジフレンドリーシティに、県内22市町とともに参加しています。その取組の一環として、このたび、WHOによるICOPEの考え方やフレイル対策に向けた国内でのICOPEの活用法、さらに、市町村の通いの場などの取組がどのような効果をもたらしているかについてのデータの分析結果やその活用などを紹介するオンラインセミナー「高齢者のための包括的なケア~健康長寿社会の実現に向けて~」を開催しました。
本セミナーには、市町村の高齢者施策担当者や高齢者施設等に従事している方をはじめ、高齢者ケアに関わるサービスを提供している事業者など80名を超える参加があり、熱心な質疑応答も行われました。
令和5年3月14日(火曜)15時30分から17時
オンライン(Zoom)
神奈川県
市町村の高齢者施策担当の方
高齢者施設等に従事している方
地域で高齢者ケアに関する取組を行っている方 など
時間 | 内容 |
15時30分 |
開会の挨拶 神奈川県 首藤健治 副知事 |
15時35分 |
WHOによる高齢者のための包括的ケア(ICOPE) 神奈川県顧問/WHO母子・新生児・思春期保健及び高齢化部 メディカルオフィサー/ |
15時55分 |
自治体の取組のエビデンス分析や活用について ~令和4年度県内分析事例の紹介を含めて~ 日本老年学的評価研究機構(JAGES) (2)井手一茂 氏(千葉大学予防医学センター特任助教) |
16時20分 |
フレイル対策に向けたICOPE活用法 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター |
17時 | 閉会 |
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、健康長寿の実現や新しい産業・市場の創出に向けた「ヘルスケア・ニューフロンティア」の施策に取り組んでいます。
このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。