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更新日:2023年12月8日
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ウィズコロナ社会における検査のあり方として、保健所中心の検査体制から医療機関中心の検査体制への移行を県として支援し、長期的には現在の新型コロナウイルス対応に留まらない、県内感染症検査能力基盤を強化します。
神奈川県と理化学研究所が開発した「SmartAmp法を活用した新型コロナウイルスの迅速検出法」について、文部科学省からの研究支援(注)も活用して、研究用試薬の改良に成功し、神奈川県と連携する株式会社ダナフォーム(本社:神奈川県横浜市鶴見区)も加わって、検体採取後の前処理・等温増幅・測定等の全工程を簡易パッケージ化しました。
簡易パッケージ化により、各医療機関等において、約1時間で24検体を検査できます。
この機器は、株式会社ダナフォームにおいて、7月中に100セットが供給可能となります。
(注釈)神奈川県と神奈川県立産業技術総合研究所を中心に推進する「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム:神奈川発「ヘルスケア・ニューフロンティア」先導プロジェクト」
現在、保健所が中心の検査体制となっていますが、今後、神奈川県では、「検査の神奈川モデル」として、医療機関中心の検査体制に移行していきます。保健所は検査業務が軽減することになり、濃厚接触者の特定やクラスター対策等の感染拡大防止の業務に集中できるようになります。
「検査の神奈川モデル」展開に向けた支援策として、これまで行ってきた、SmartAmp法簡易パッケージ化の開発支援に加え、医療機関がPCR等検査機器を導入する場合の補助や臨床検査技師に対する研修を実施します。
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