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更新日:2024年6月18日
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肥満は、健康長寿をはばむ元凶
胃や腸などの臓器の周りに脂肪がたまるタイプの肥満「内臓脂肪型肥満」を放置していると、高血圧や高血糖、血中脂質のバランスが乱れる脂質異常になるリスクが高まります。これらが複数重なって起きている病態をメタボリックシンドローム(メタボ)といいます。メタボの診断基準は、腹囲が男性で85センチメートル以上、女性90センチメートル以上で、かつ、血糖値、血圧、血中脂質の値のうち2つが基準値を超えていることです。それぞれの基準値は、いずれもすぐに治療が必要なほど高い数値ではなく、自覚症状もほとんどないことから、健康診断で指摘されても、放っておく人が少なくありません。しかし、この「軽い異常」が重なると、血管の壁が硬く厚くなり、詰まったり破れたりしやすくなる「動脈硬化」を急速に進めます。そして、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる重篤な病気を引き起こしかねません。肥満の最大の要因は“食べ過ぎ”と“運動不足”です。自分の生活を振り返り、肥満のもととなりそうな要因を、1つずつ改善していきましょう。
※このページは、権利者の許諾を得た上で、「日本健康マスター検定(健検)」の公式テキストを基に作成しています。
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