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更新日:2020年3月30日
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オホーツク海を除く全国の沿岸の岩場に分布しています。神奈川県では三浦半島一帯の沿岸の岩場に自生しています。
1年生の海藻で、旬は繁殖期である春頃になります。繁殖期になると自然に切れて海を漂い、流れついた場所で増殖していきます。雌雄で株が異なります。
2015年頃までは大量に自生していましたが、近年相模湾側で激減しています。一方、東京湾側では増加傾向にあります。
かつては船のスクリュー部分に絡まったり、あたり一面に広がることで水面下が見えず漁獲しにくくなったりと、漁業者からは厄介者として捨てられることが多かったアカモクですが、有効活用のための製品化、漁業者が進めるブランド化を支援しました。今では「鎌倉あかもく」がかながわブランドに登録されています。
刻むとワカメのめかぶのようにネバネバしていますが、めかぶにはないシャキシャキした食感も楽しめます。
茹でて刻んだアカモク
企画研究部企画指導課
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