ホーム > 産業・働く > 業種別情報 > 水産業 > センターが提供する情報 > おさかな図鑑メニュー > おさかな図鑑(ゴマサバ)
更新日:2020年3月30日
ここから本文です。
ゴマサバはマサバと比べて南方の暖かい海を回遊しており、黒潮系暖水の影響が大きい南シナ海、東シナ海に分布しますが、黒潮に乗って三陸沖まで回遊することもあります。神奈川県では相模湾側の西の地域に多く分布しています。
過去にマサバが不漁の際は、ゴマサバを主体に漁獲していましたが、2011年以降はゴマサバの漁獲量も低迷しています。
神奈川県の重要な水産資源として、市場でサンプルを仕入れ、魚体の測定などを行う資源調査を実施しています。また、たもすくい漁の漁模様の予測も行っており、年に1回、水産技術センターのホームページで公表しています。
形態はマサバとよく似ていますが、体側に小黒斑があることからマサバと見分けることができます。右の写真の上がマサバで、下がゴマサバです。
また、ゴマサバは縦断面の切り身が丸いことから、マルサバとも呼ばれています。
マサバと比べて体脂肪量がやや少ないですが、夏のゴマサバはマサバよりも味が良いと言われており、九州地方では刺身として生食されています。
写真; マサバ(上)とゴマサバ(下)
企画研究部企画指導課
このページの所管所属は 水産技術センターです。