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更新日:2020年3月30日
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九州沖~千島列島付近の日本列島近海に広く分布します。
神奈川県沿岸では、冬季を除くほぼ周年漁獲されますが、5~6月が盛期です。
神奈川県での漁獲量は2006年の年間6000トン超がピークで、近年は減少傾向にあり、年間300トンほどまで下がりました。特に、体長12cm以上の大型魚が著しく減少しています。
神奈川県の重要な水産資源として、市場でサンプルを仕入れ、魚体の測定などを行う資源調査を実施しています。また、定置網・まき網漁業の漁模様の予測も実施しており、年に6回、水産技術センターのホームページで公表しています。
稚魚のときの「シラス」に始まり、成長にあわせて、ごまめ、煮干し、目刺しなど、大きさに合わせた様々な加工品があり、県内でも小規模ながら食用の加工も行われています。また、まき網や定置網でとれるカタクチイワシを生簀に活かしたままストックし、カツオ漁の餌イワシとしても使われます。
上顎が下顎よりも長く突き出ている口の形からカタクチという名前が付いたそうです。また、四季を通じて一年中産卵するところから、「四子イワシ(シコイワシ)」と呼ばれるとも言われています。
企画研究部企画指導課
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