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更新日:2020年3月30日
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北海道以南の日本近海全域、広く生息しています。砂泥底などを好み、神奈川県では、主に東京湾で漁獲されます。
マアナゴの産卵場は、はるか遠くの九州・パラオ海嶺周辺にあることがわかってきています。
産卵場からレプトセファルスという葉っぱのような形の幼生が黒潮系の暖かい海流によって運ばれ、神奈川県の沿岸に2~3月に来遊し、変態(体のつくりが変わること)後、成長していき、皆さんの知っているマアナゴの形になります。
写真; あなご筒
1992年に180トンでピークを迎えて以降、近年の漁獲量は減少傾向にあり、さらに、ここ数年は年間20トンを下回る低水準で推移しています。
漁業者による資源管理の取組を技術的に支援しています。例えば、小型魚(メソと呼ばれる)の保護がその後の資源の確保に繋がるため、あなご筒に空けてある水抜き穴の直径を大きくし、小型魚が逃げられるようにする取組を提案し、東京湾の漁業者によって実践されています。
天ぷらや煮たアナゴを寿司として食べるのが一般的ですが、白焼きも絶品です。
生まれた翌年の4月頃から漁獲対象サイズになりますが、梅雨頃が旬です。
企画研究部企画指導課
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