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更新日:2019年9月6日
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1 富山で出会ったきときとの海の幸(相模湾試験場 田村怜子)
2 冷凍による料理の時短テクニック(企画指導部 佐藤穂乃香)
この6月から内部異動で相模湾試験場の普及指導担当から研究担当となりました。
定置網をはじめとして漁具の改良関係、ROV、ドローン等を用いた技術開発の担当で、魚類資源調査も副担当で取り組みます。
よろしくお願いします。
さて、異動してからすぐの7月に富山県へ出張する機会がありました。暑いのが苦手な私としては、北への出張でよかったと思っていたのですが、とんでもない。こっちより暑くてショックを受けました。でも、そんなショックも吹き飛ばせるのが海の幸の力です。いつも旅行や出張でどこかに行くときはその地元が売りとする海や川の幸を調べて食べるのを楽しみにしています。個人的にも初の北陸地方、しかも富山だったということもあり、お昼にはしっかり「きときとの海の幸」を味わって来なければと思っていました。
それでまず、地元で揚がる魚を食すため、富山駅から歩いて行けるお寿司屋さんを見つけておすすめの握りを頼みました。出てきたネタはほぼ白身魚。ネタの説明を聞いていると、ヒラメやキンメダイといった聞き慣れたお魚だけでなく、地元でとれたソイやコチなど、回る寿司やスーパーでは出会いにくいお魚の握りが入っていました。寿司では定番のマグロやイカは入っていなかったですが、普段あまり食べる機会のない魚を食べるのも一つの楽しみなので、十分に幸せな気分になりました。
次の日のお昼には富山で名産のホタルイカと白エビ、ブリの天ぷらが盛られた天丼を食べました。いわゆる「富山の海の名産尽くし」の天丼です。神奈川県だと、湘南地域でよく見る「湘南しらす丼」のような位置づけでしょうか。こちらもそれぞれのうまみをしっかり感じられてとてもおいしかったです。
ただ、今回私が出張で訪ねた7月はホタルイカも白エビもちょうどシーズンオフになった頃。次回はそれらが旬な時期に出直したいと思っています。
私とは逆に、神奈川県に旅行や出張で来る方々も神奈川の海の幸で幸せいっぱいになって帰ってくれているかも!!うれしい限りです。
さて、今度はどこの海や川の幸をいただくことになるのか、楽しみにしています。
地元で水揚げされた魚のお寿司
名産詰め込み天丼
はじめまして。入庁3年目の佐藤穂乃香と申します。こちらに異動するまでの2年間は、県庁の水産課で事務に携わり、このたび初めて研究職に就きました。
私は、大学では4年間、食品の基礎的な知識や技術を学び、卒業論文では「スルメイカの乾燥時の褐変の抑制法」について研究しました。他の職員と比べ水産生物に関する知識は乏しいものの、食に対する熱い思い・こだわりは人一倍持っています。研究も水産も慣れないことが多いですが、自分の得意を活かす方向で尽力します。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、食に対する熱い思いなどと発言しましたが、実際どのようなこだわりを持っているのか、この場をお借りして、その一つをお話させていただきます。
今回、ご紹介するのは手作り冷凍食品!
働いている平日は料理の時間が短いのが難点ですが、料理の時短にもってこいなのが、食材をある程度調理して冷凍しておいたもの。
使い方はとっても簡単です。
少量をさっと使えるだけでなく、冷凍なので食材も長持ちするので食品ロスの軽減にもなります。一石二鳥というわけです。
さらに、具体的に食材を一つ取り上げて、ご紹介します!
〈鶏のささみの冷凍保存法〉
〈活用方法〉~なんちゃって中華粥~
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
企画研究部企画指導課
このページの所管所属は 水産技術センターです。