ホーム > 健康・福祉・子育て > 医療 > 医薬品 > 医薬品の随時提供情報 > 漢方薬の基礎知識
更新日:2024年9月11日
ここから本文です。
漢方薬の基礎知識に関する案内ページです
漢方医学では、体のどこかに現れた症状も、全身の働きのバランスが乱れた結果として起こるととらえます。
一人ひとりの患者さんの体に起きているバランスの乱れを見きわめて、「証(しょう)」という漢方独自の診断を行い、その「証」にあった治療が行われます。
「証」を判断するために、漢方独自のものさしが使われます。基本となるのが、「寒熱・虚実」というもので、体が冷えているか、熱をもっているかを示す「寒熱」、体力や症状の現れ方を示す「虚実」でタイプ分けを行うものです。
副作用がないと思われがちですが、漢方薬も薬ですから副作用はあります。
薬を飲んで、体に変わったことが起きたら、副作用のことも考え、医師・薬剤師等に相談しましょう。
漢方薬は何種類かの生薬を特定の比率で組み合わせて作られています。Aという漢方薬とBという漢方薬を混ぜたら、全く別の薬になってしまいます。そのため、むやみに複数の薬を飲むと副作用が出やすくなったり、思わぬ作用が現れるおそれもあります。自己判断で、複数の薬を飲むのは禁物です。
同じ病気、同じような症状があっても、体質や体の状態によって、適した漢方薬は違います。
例え、ある人によく効いたとしても、ほかの人にも効くとは限りません。自分に処方された薬を人にあげたり、ほかの人の薬をもらったりしないでください。
知っていますか?漢方のQ&Aについてのリーフレット
ダウンロード 知っていますか?漢方のQ&A(PDF:875KB)
このリーフレットは、神奈川県医食農同源研究会(漢方理解促進等検討部会)の報告を基に作成しました。
148処方(エキス製剤147+軟膏1)
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部薬務課です。