更新日:2024年3月29日
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食肉衛生検査所の業務の案内です
当所所管と畜場に搬入された牛、馬、豚、めん羊及び山羊について、と畜場法に基づき、獣医師の資格を有すると畜検査員が1頭ごとにと畜検査を行っています。検査に合格した枝肉は、検印後に市場に流通します。と畜検査の流れは、以下のとおりです。
また、家畜の生産現場における疾病の発見及び排除並びに飼育環境の衛生管理向上等に寄与するため、申請者の求めに応じて、と畜検査結果を情報提供しています。
と畜申請書や獣医師の診断書をチェックし、家畜の望診、触診、聴診等による臨床診断を行います。病気や異常を認めた場合は「とさつ禁止」とします。
【牛の生体検査】 |
【豚の生体検査】 |
生体検査に合格した家畜は、失神させ、とさつ・放血します。その際、主に血液の性状を観察し、異常を認めた場合は「解体禁止」とします。
解体時及び解体後の検査は、望診や触診によるほか、切開することにより行い、必要に応じ、血液や臓器等の検体を採取して精密検査を行います。
限局した病変はその部分のみを削り取って廃棄し、伝染病など全身性の疾病を認めたものは枝肉内臓など全てを廃棄します。
【牛内臓および頭部検査】 | 【牛枝肉検査】 |
【豚内臓および頭部検査】 | 【豚枝肉検査】 |
検査に合格した枝肉は、検印後、食肉として流通します。
検印のインクは食品添加物として認められた色素を使用しており安全なものです。
※枝肉:と畜された牛や豚の皮、四肢の先端、頭部、内臓などを除去し、骨に肉が付いたものです。通常は、これを背骨のところから2分割します。
【牛枝肉押印】 | 【牛検印(枝肉)】 |
【豚枝肉押印】 | 【豚検印(枝肉)】 |
神奈川県食肉衛生検査所
電話:046-228-3516
ファクシミリ:046-227-6924
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