ホーム > くらし・安全・環境 > 生活と自然環境の保全と改善 > 開発規制・生活環境の保全 > かながわの水源環境の保全・再生をめざして > 県民フォーラムについて > 第2回県民フォーラム(県北地域)実施結果
更新日:2020年8月7日
ここから本文です。
第2回県民フォーラム実施結果です
日時 | 平成20年1月17日(火曜日) 18時00分~21時00分 |
---|---|
会場 | サン・エールさがみはら ホール |
参加者 | 182名 |
今回のフォーラムは第2回目ということだが、県民会議の主催で本年夏ごろまでに都合5回のフォーラムを開催する予定である。
このフォーラムには3つのことを期待しており、1つ目は県民の皆さんの関心を広めていくこと、2つ目は今年度から始まった事業をチェックしてもらうということ、3つ目はこういう討論に参加してもらい積極的に意見を言ってもらうことである。
県民会議は単に会議室で会議をするだけでなく、現場に出向いて事業をチェックする、地域に出向いて意見を聞くという「行動する県民会議」を目指している。
本市は津久井四町との合併により湖と広大な森林を擁することとなり、この豊かな水と緑は県民の水源地として重要な役割を担うとともに、新相模原市の新しい魅力となっていくと考えている。
水源環境保全・再生実行5か年計画の事業の中には、県が主体的に取り組むもののほか、地域に密着した事業については地域が主体的に取り組むこととなっており、神奈川県の水源地域として重要な役割を担う本市としても地域に密着した事業について県から交付金を受けつつ、連携を密にしながら事業を推進している。
今後、水源環境を考える上で、さらなる取組が必要なことも事実である。それは水源地域でありながら不安定な簡易水道に頼っている地域や効果的な排水対策を行う上で、道路の整備が必要な地域があることである。また、こうしたインフラ整備とともに、水源地域の保全・再生の実効性を高める上で不可欠なのが、市民・事業者・NPO等の様々な主体が参加する仕組みづくりも必要である。
今年度は県全体では約35億円の財源を活用して12の事業を推進していく。この県北地域においても、水源の森林づくり事業や地域水源林整備の支援、河川・水路の自然浄化対策、ダム集水域における公共下水道及び合併処理浄化槽の整備促進の事業を市町村と協力して推進していく。
(コーディネーター)
旧津久井町長 天野 望
(パネリスト)
神奈川県環境農政部森林課副技幹 日高 壮一
(有)サトウ草木代表取締役 佐藤 好延
桂川・相模川流域協議会代表幹事 倉橋 満知子
麻布大学環境保健学部環境政策学科 滝澤 康至
1.水源地の現状、活動事例報告、水源地の将来を考える
各パネリストから自己紹介を含めた報告・発表があった。
2.フロア討論
(佐藤氏)
森林整備事業が増えて、仕事も非常に多くなっているが、労働力が不足している。山で働くと危険が伴う。安定した生活ができる処遇に持っていければと思うが、一企業ではなかなか難しい。
(倉橋氏)
桂川・相模川流域協議会では山梨県を含む上流から相模湾に注ぐ河口まで流域全体について市民をはじめ事業者、行政とも協力しながら活動している。
(滝澤氏)
現在、NPO法人緑のダム北相模が行っているフィールドを中心にボランティア活動に参加している。山に興味のない人にはぜひ山に入っていただき、山の現状を知っていただきたい。
フロア討論終了後、二胡奏者の芳晴さんによるミニコンサートを行った。
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。