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更新日:2024年10月29日
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神奈川県グリーン購入基本方針やグリーン購入に関連するリンクのページです
グリーン購入とは、価格や品質だけでなく、環境への負荷ができるだけ小さいものを優先的に購入することであり、環境保全型の市場を拡大し、物やサービスを供給する企業に環境負荷の少ない物品の開発や環境に配慮した経営努力を促すことになるため、循環型社会づくりにおいて極めて重要な鍵を握っています。
県の事業者・消費者としての経済活動は大きく、環境に与える影響も大きいことから、県が物品やサービスを購入する際には、次の3つを考慮するとともに、物品やサービスの調達は、原則に基づき対応します。
1 環境に配慮した物品やサービスを購入する(グリーン調達)
2 購入に伴う活動の環境影響に配慮する(グリーン配送等)
3 環境に配慮している企業から物品やサービスを購入する(グリーン入札)
物品やサービスの購入にあたっては、製品のライフサイクルのある段階での負荷が相対的に小さくても、他の段階で負荷が大きく、全体としては環境や社会、将来世代への負荷が大きくなってしまうことのないよう、資源採取、製造、流通、使用、リサイクル、廃棄の製品ライフサイクル全体を視野に入れて考慮をすることとしています。例えば、資源やエネルギーの消費が少ないこと、また、リサイクルが可能であること、再生材料や再使用部品を用いていることなどを原則として定めています。
なお、グリーン調達する物品やサービスの種類等は順次拡大しています。
(例)物品:省エネ型のOA機器、低公害車、再生紙、等
(例)サービス:清掃委託・廃棄物の分別収集、調査委託、印刷製本等
物品の購入に際しては、国の「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」に基づき購入しています。
サービスの購入に際して、「清掃」、「食堂」、「会議運営」、「飲料自動販売機設置」は「サービスを購入する際のグリーン調達の基準について(PDF:201KB)」により購入します。その他の業務についても、必要に応じてサービスの環境への配慮の内容をその都度、原則に従って考慮し、判断します。
神奈川県では、神奈川県環境マネジメントシステムの環境目標・環境マネジメントプログラムの1つである「循環型社会づくりに向けた率先行動プログラム」において、グリーン購入率の向上を目標に、各局でグリーン購入を実施し、実績を公表しています。最新の実績は、下記ページをご参照ください。。
グリーン配送とは、低公害車の使用及びエコドライブの実施による環境に配慮した物品等の配送をいいます。県では、平成19年度から全ての県機関で物品等の配送や廃棄物の排出を依頼する際に、グリーン配送をお願いすることとしています。
グリーン入札の取組の一環として、製造の請負又は物品等の調達に係る入札に関して、入札参加者の資格の認定の際、ISO14001やエコアクション21の認証登録の状況を審査事項の一つとして考慮しています。
神奈川県では、電力の需給契約の締結に際し、電気事業者の環境配慮の状況を評価し、「神奈川県電力のグリーン購入要綱」で定める評価基準を満たす電気事業者と契約することで、より環境に配慮した電力調達を行うよう取り組んでいます。当該制度に関しましては、下記ページをご参照ください。
県で合意された個別方針で、別途グリーン購入に関する事項が定められている場合はその方針を優先して適用します。個別方針の詳細は、下記資料及びサイトをご参照ください。
このページの所管所属は環境農政局 環境部環境課です。