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初期公開日:2022年12月16日更新日:2022年12月16日

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厚木基地内での泡消火薬剤の放出に係る河川水質調査結果について(第2報)

2022年12月16日
記者発表資料
(県政・大和記者クラブ同時発表)

9月24日(土曜日)、厚木基地内で泡消火薬剤が放出された事案について、県が蓼川の下流で水質調査を行った結果が判明しましたので、お知らせします。

1 調査の経緯

10月7日に、米軍は降雨によるオーバーフローを懸念し、調整池から粒状活性炭フィルターを通した水の蓼川への放流を開始しました。その後も、米軍が放流を続け、調整池の水がなくなるまで継続する予定であることが10月13日に判明したことから、県が周辺環境の調査を行いました。

2 調査方法

(1)調査対象物質 ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という。)及びペルフルオロオクタン酸(以下「PFOA」という。)

(2)採水日 令和4年10月14日(金曜日)

(3)実施機関 環境科学センター

3 調査地点及び結果

調査の結果、暫定目標値(PFOS及びPFOAの合算で50ng/L)を超過していますが、過去の調査結果と同程度でした。

調査地点

PFOS

(ng/L)

PFOA

(ng/L)

合算値

(ng/L)

前回(9月27日)の調査結果

合算値(ng/L)

過去の調査結果

合算値(ng/L)

蓼川(立川橋) 110 10 120 190 180~190

注記 有効桁数2桁で処理しているため、合算値は必ずしもPFOS及びPFOAの和と一致しません。

4 その他

厚木基地では、粒状活性炭フィルターを通した調整池内の水の放流を10月15日に完了し、調整池の洗浄等をした上で、10月20日から通常の運用体制に戻しているとの情報提供を防衛省から受けています。

なお、引地川水系においては、以前からPFOS等が継続して暫定目標値を超過していることから、原因調査を行っていきます。

5 参考

有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について(県ホームページ)

問合せ先

環境農政局環境部大気水質課

課長 関
電話 045-210-4120

副課長 望月

電話 045-210-4185

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電話:045-210-4123

ファクシミリ:045-210-8846

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