ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 厚木基地内での泡消火薬剤の放出に係る河川水質調査結果について
初期公開日:2022年10月18日更新日:2022年10月18日
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9月24日(土曜日)、厚木基地内で泡消火薬剤が放出され、PFOS等を含む水が蓼川へ流出したことを受け、県は基地周辺の河川の水質調査を行いました。その結果、過去の調査結果の範囲内でしたのでお知らせします。
(1)調査対象物質 ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という。)及びペルフルオロオクタン酸(以下「PFOA」という。)
(2)採水日 令和4年9月27日(火曜日)
(3)実施機関 環境科学センター
調査の結果、暫定目標値(PFOS及びPFOAの合算で50ng/L)を超過していますが、過去の調査結果の範囲内でした。
採水地点 |
PFOS (ng/L) |
PFOA (ng/L) |
合算値 (ng/L)※1 |
過去の調査結果 合算値(ng/L) |
---|---|---|---|---|
蓼川(立川橋) | 180 | 11 | 190 | 180~190 |
参考:引地川(福田橋)※2 | 280 | 15 | 290 | 110~340 |
参考:引地川(下土棚大橋)※2,※3 | 140 | 10 | 150 | 88~170 |
※1 有効桁数2桁で処理しているため、合計値は必ずしもPFOS及びPFOAの和と一致しません。
※2 採水した時点では、水の流出先が明確でなかったため、引地川の2地点でも採水を行いました。
※3 下土棚大橋では、工事による濁水の影響を避け、約200m上流の六会橋にて採水を行いました。
本件に関連して、10月6日(木曜日)、環境補足協定に基づき実施した厚木基地への立入りにおいて、調整池で採水を行いました。また、10月13日(木曜日)、防衛省を通じて蓼川への継続的な放流の連絡を受けたことから、翌10月14日(金曜日)にも蓼川(立川橋)で採水を行いました。これらの結果については、順次お知らせします。
なお、引地川水系においては、以前からPFOS等が継続して暫定目標値を超過していることから、原因調査を行っていきます。
有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について(県ホームページ)
問合せ先
環境農政局環境部大気水質課
課長 関
電話 045-210-4120
副課長 望月
電話 045-210-4185
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