神奈川県公立学校教員勤務実態調査の集計結果(速報)について

県教育委員会では、県内の公立学校教員の勤務実態を把握し、今後の働き方改革の取組につなげていくために、5年ぶりに神奈川県公立学校教員勤務実態調査を実施しました。
このたび、本調査の結果を速報として取りまとめましたので、前回調査(平成29年度)との比較についてお知らせします。

1 調査の概要

対象校(校種)	指定都市を除く県内市町村立学校90校(小学校60校・中学校30校) 県立学校30校(高等学校23校・特別支援学校7校)
対象職員	校長、副校長、教頭、総括教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭等
調査内容	対象職員の勤務時間、業務内容など
調査期間	令和4年10月から11月までのうち、対象校が指定した7日間
有効回答数	小学校1,515人、中学校818人、高等学校1,264人、特別支援学校611人 計4,208人

2 主なポイント

(1) 総括教諭・教諭の1週間当たりの在校等時間等^(注記1)

	平成29年度	令和4年度	増減
小学校	57時間44分	54時間10分	-3時間34分
中学校	68時間46分	63時間26分	-5時間20分
高等学校	56時間40分	55時間17分	-1時間23分
特別支援学校	51時間52分	49時間58分	-1時間54分

(注記1) 教員が学校教育活動に関する業務を行う時間として外形的に把握できる時間（休憩時間を含む）

(2) 総括教諭・教諭の1週間当たりの在校等時間等の分布

1週間当たりの在校等時間等が60時間以上の割合^(注記2)

	平成29年度	令和4年度	増減
小学校	35.7%	16.5%	-19.2%
中学校	72.7%	61.5%	-11.2%
高等学校	30.3%	28.2%	-2.1%
特別支援学校	4.9%	3.3%	-1.6%

(注記2) その勤務時間数が1ヶ月間続いた場合には、月の時間外在校等時間が80時間以上（いわゆる「過労死ライン」）に相当する割合

 

詳細は、別紙「神奈川県公立学校教員勤務実態調査の集計結果について」参照

別紙 神奈川県公立学校教員勤務実態調査の集計結果(速報)について（PDF：5,834KB）

3 今後の対応

今回の勤務実態調査の結果を分析するとともに、国の動向等も踏まえ、新たな取組の検討を進めるなど、教員の働き方改革の推進にしっかりと取り組んでいきます。

 

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