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更新日:2024年3月18日

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海外駐在員の活動レポート(2024年3月・大連 神奈川経済貿易事務所)

海外駐在員の活動レポート(2024年3月・大連 神奈川経済貿易事務所)

香港で県内食品関連企業の物産展が開催

 アジアを代表する国際金融センターである香港は、食料のほとんどを輸入に依存していることから、世界各国から食材が集まる都市として知られている。
 特に日本産食品は人気があり、ショッピングモールのレストラン街には多くの日本食レストランが出店している。また、街中に立ち並ぶ日本のラーメンや寿司の外食チェーン店には、多くの現地の方々が行列を作っている。

 

 このような中、2月22日から3月3日に、香港の中心地区に位置するイオン黄埔(ワンポア)店で、物産展「YOKOHAMA FOOD FAIR」が開催された。
 本物産展は、株式会社横浜銀行が主催し、株式会社東急モールズデベロップメント及び東急商業發展(香港)有限公司の運営協力のもとで実施された。昨年末に続いて二回目の開催となり、香港への展開を見据える県内の食品関連企業10社が出展し、菓子や冷凍食品、調味料、日本酒などの商品を販売した。
 (公財)神奈川産業振興センター(KIP)大連事務所も、本物産展にブースを出展。県ポスターや観光パンフレットを配布し、県の魅力をPRした。

 

 横浜銀行国際営業部の山東知誠ビジネスリーダーは、本物産展について、「まずは県内産品のブランド認知を高めることを目的に物産展を開催したが、現地のリアルな反応を踏まえ、今後も各企業のニーズに沿った海外進出支援を進めたい。」と話してくれた。

 

 また、洋菓子を取り扱う有限会社ロリアンの小島真未販売主任は、「現地を訪問し、香港では日本の食品がとても好まれていることを改めて実感した一方、当店の商品を輸出することに関しては、まだまだ課題があると感じた。一緒に参加した他企業の商品を見て学ぶことも多く、今後同じような機会があれば積極的に参加していきたい。」と出展の感想を話してくれた。

 

 香港は一部の例外を除き輸出入関税が発生せず、サンプル輸出も諸外国と比べて簡便な手続きで行うことができるため、海外展開の入口に適している。
このような物産展の紹介や最新の情報提供を通じて、引き続き、県内企業の香港向け販路拡大支援に力を入れていきたい。

物産展会場外観

物産展「YOKOHAMA FOOD FAIR」会場 外観
(香港・イオン黄埔(ワンポア)店)

 

物産展会場の様子

物産展会場の様子

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