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更新日:2024年5月23日

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海外駐在員の活動レポート(2024年5月・大連 神奈川経済貿易事務所)

海外駐在員の活動レポート(2024年5月・大連 神奈川経済貿易事務所)

上海で県企業をPR

 世界第2位の経済大国で、日本にとって最大の貿易相手国であり、非常に緊密な経済関係を有している中国。2023年に自動車の新車輸出台数が日本を抜いて初の世界首位になるなど、特に製造業の国際的な競争力が高まっている。

 このような中、中国の経済発展の象徴として高い経済成長を続け、商工業、金融および貿易の中心地である上海市で、4月24日から26日にかけて、電子部品を中心とした産業展示会「ネプコンチャイナ2024」が開催された。大連・神奈川経済貿易事務所では、本展示会に共同出展ブースを設置して、中国進出済みの県内中小企業5社の出展を支援した。

 ポンプ機器などの製造を手がける株式会社ヤマダコーポレーション(相模原市中央区)中国拠点の橋谷田稔総経理は、「久しぶりの展示会出展であったが、多くの商談申し込みがあり、自社製品への高い関心を感じた」と出展の手応えを話してくれた。今後の展開については、「中国市場は競合他社が多く競争も激しいが、このような展示会に継続的に出展することで、自社ブランドを積極的にPRしていきたい」と意気込む。

 3日間の会期で約3万3千人(主催者発表)が来場するなど、盛況な展示会であった。また、会場では、工場自動化や産業用ロボット関連技術の展示が目立ち、来場者の注目を集めていたのが印象的であった。当事務所では、今後もこのような現地展示会の共同出展などを通じて、県内企業の中国における事業拡大を支援する。

 

県内企業ブースでは、展示会来場者との活発な商談が行われた

県内企業ブースでは、展示会来場者との活発な商談が行われた

※令和6年5月23日神奈川新聞より引用

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