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更新日:2024年7月3日
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海外駐在員の活動レポート(2024年7月・大連 神奈川経済貿易事務所)
2024年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は304万100人となり、3か月連続で300万人を超えた。2019年同月比でも9.6%増となり、コロナ禍以前と比べても堅調に推移している。
高まる訪日観光への関心を背景に、6月13日から16日にかけて、香港で国際旅行博「ITEHONGKONG2024」が開催された。
前半2日間は旅行業界関係者向け、後半2日間は一般公開されて個人旅行者向けに実施され、香港のみならずマカオや広東省等を含めた華南(中国南部)経済圏全体から、開催期間中には約70,000人が来場する盛況な観光展となった。
大連・神奈川経済貿易事務所では、東急商業發展(香港)有限公司と共同でブースを出展して、県内観光地に関する情報を紹介した。このほか、会場内では10以上の日本の地方自治体や日系企業がブースを出展して、来場者に訪日観光をPRしていた。
今回、共同出展した株式会社東急モールズデベロップメントの河合徹氏は、出展の手応えについて「香港はマーケットとしては大きくないが、何度も日本へ旅行しているリピーターが非常に多く、プロモーション次第では大きなチャンスがあるように感じた」と語ってくれた。
また、今後の展開について「高所得層が多く、FIT(個人旅行客)が大半を占めるので、定番の観光コース以外の新たな魅力を掘り起していきたい」と話した。
県では、2023年3月に改定した「神奈川県観光振興計画」の基本施策の中に外国人観光客の誘致活動を位置付け、多様なニーズや客層に対応した戦略的なプロモーションを進めている。
今後も、このような現地展示会における観光PR活動などを通じて、海外から神奈川県への誘客に繋げていきたい。
「ITEHONGKONG2024」県ブースの様子
「ITEHONGKONG2024」会場の様子
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