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更新日:2024年9月26日
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海外駐在員の活動レポート(2024年9月・大連 神奈川経済貿易事務所)
中国の1人当たりGDPは2019年には1万ドルを超えており、市場としての魅力が高まっている。特に上海市などの都市部では所得が大幅に向上しており、近年、中国の富裕層を中心に日本の工芸品が持つ独自の美しさや高い技術、実用性に着目する人が増えている。
このような中、大連・神奈川経済貿易事務所では、中国における県内工芸品の販路開拓支援の一環として、8月19日から9月23日にかけて、上海市内で「神奈川・木之魅力工芸展」を開催し、県内中小企業5社の工芸品22品を展示販売した。
販売会場の上海蔦屋書店(上生新所)は、日本ではお馴染みの大型書店ブランドであり、書籍のみならず、文具や雑貨、アートも取り扱うことから、文化芸術に関心を寄せる人が多く集まる施設として知られている。
会場ではkinoiro(厚木市)の木製品が人気を集めており、販売期間中には追加発注も行われた。
同社の木製しおりを購入した女性からは、「ワンポイントで小さな猫が刻印されているところがかわいかったので手に取った。また、端材(木材加工時に生まれる余った部分)で作られていることを知り、資源循環への配慮に共感して購入した」という話を聞くことが出来た。
別の男性客からは、「上海観光中に立ち寄った。日本の工芸品を始めて見たが、特に箱根寄木細工の緻密な模様が印象的だった」という感想があった。
現地販売会場では県工芸品の美しさや高い技術に注目が集まった
=中国・上海市
※令和6年9月26日神奈川新聞より引用
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