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更新日:2024年3月1日
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海外駐在員の活動レポート(2024年3月・東南アジア事務所)
神奈川県東南アジア事務所では、市町村や関係団体と連携し、県内中小企業の海外販路開拓を支援しています。今回は、川崎市が実施したテストマーケティング事業について紹介します。
同市では、国際的な電子商取引(越境EC)を用いて、市内中小企業の自社製品の海外向け販売サイト「KAWASAKI CITY STORE」を開設し、世界各国のユーザーを対象としたテストマーケティングを実施しています。また、シンガポールをはじめ計4カ国で、同サイトと連動した期間限定のショールームストアを設置しています。
シンガポールでは、JAPAN RAIL CAFEなど計2店舗で、1月31日までショールームストアを設置し、市内企業約20社の商品サンプルを展示しました。
また、1月2日から31日まで、同店舗で市内企業の商品を使った期間限定メニューを販売。加えて、1月20日には、市内企業の有限会社つかさサンプル(川崎市宮前区)による日本独自の食品サンプル文化の紹介や、市職員による川崎のものづくりに関するPRなどを行うポップアップイベントを開催し、当事務所も当日の運営サポートなどを行いました。
同イベントで自社製品をPRした同社の田中信司代表取締役は、「今回のイベントで当社の食品サンプルを実際に見て、触れてもらうことで、多くの方に関心を持ってもらえた。このような活動を通じて海外のファンを少しずつ増やし、販路拡大につなげていきたい」と今後の抱負を語ってくれました。
当事務所では、このようなイベントを通じた商品PRのほか、各種展示会へのブース出展、現地バイヤーの紹介など、様々な方法で県内中小企業の海外展開をサポートしています。東南アジアやインドへの市場開拓にチャレンジしたい企業の皆さまは、ぜひご相談ください。
JAPAN RAIL CAFÉに設置した越境ECショールームストア。
好みの商品はQRコードを経由して越境ECサイトから購入可能
市内企業の製品を使った期間限定メニュー「川崎市プレート」
・海苔の佃煮:株式会社久代
・ドレッシング:株式会社協同インターナショナル
・コーヒー:株式会社ニフコーヒー
ポップアップイベントで自社製品をPRする有限会社つかさサンプルの田中代表取締役
このページの所管所属は産業労働局 産業部企業誘致・国際ビジネス課です。