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更新日:2024年9月13日

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海外駐在員の活動レポート(2024年9月・東南アジア事務所)

海外駐在員の活動レポート(2024年9月・東南アジア事務所)

シンガポールとインドネシアで県観光PR

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年7月の訪⽇外客数は3,292,500 人となり、前年同月⽐で 41.9%増、2019 年同月⽐で10.1%増となった。また、7月までの累計では過去最速で2,000 万人を突破しており、訪⽇需要の高まりが著しい。(※1)

 こうした中、東南アジア事務所では、7月の訪日外客数として過去最高を記録した(※1)、シンガポールとインドネシアで実施された旅行博に企業等と連携し、県の観光PRを実施した。
 シンガポールでは8月16日から18日にかけて開催されたNATAS(National Association of Travel Agents Singapore)主催の国際観光展「NATAS Holidays 2024」に出展した小田急電鉄株式会社と連携し、本県の観光プロモーションを行った。シンガポール人は訪日経験者の7割以上がリピーターである(※2)など日本への愛着を持つ人も多く、地方の情報にも詳しい人が多い。期間中は、シンガポール人に人気と言われる地域(東京、大阪、北海道)以外にも訪れたいという声が多く聞かれ、神奈川の中でも城ヶ島や大山、大磯などの地域を中心に紹介した。ブースを出展した小田急電鉄株式会社の関隆弘観光事業開発部課長は「地方への観光ニーズを強く感じた。当社の鉄道フリーパス等のサービスや地域それぞれの特色を今後も積極的にPRし、地方も含めた神奈川の魅力を楽しんでもらいたい」と話した。
 インドネシアでは、8月30日から9月1日に開催されたJNTO主催「Japan Travel Fair 2024」に、一般財団法人自治体国際化協会(クレア)シンガポール事務所と連携し、本県の観光プロモーションを実施した。
 ブースに訪れた来場者の多くは訪日経験がなく、「初めて日本に行くので、まずは東京に訪れてみたい。近隣で手軽に楽しめる場所を探していたので、神奈川へもぜひ立ち寄りたい」との声が多かった。一方、訪日経験のある人の多くは2週間程度の滞在を計画しており、「富士山を見られるスポットへ訪問したかったので、箱根や湯河原で宿泊したい」との意見もあった。
今後も企業や関係機関等と連携しながら、現地ニーズに合わせた効果的な観光PRを実施していきたい。

小田急電鉄(株)出展ブースと連携し神奈川の観光PRを実施(シンガポール) 小田急電鉄(株)出展ブースで熱心に情報収集する来場者(シンガポール)
小田急電鉄(株)出展ブースと連携し神奈川の観光PRを実施(シンガポール)
小田急電鉄(株)出展ブースで熱心に情報収集する来場者(シンガポール)
クレアシンガポール事務所と連携し神奈川の観光PRを実施(インドネシア・ジャカルタ) 多くの来場者で賑わう会場(インドネシア・ジャカルタ)
クレアシンガポール事務所と連携し神奈川の観光PRを実施(インドネシア・ジャカルタ)
多くの来場者で賑わう会場(インドネシア・ジャカルタ)

※1 JNTO報道発表資料(2024年8月21日)
※2 JNTOホームページ


 

 

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