海外駐在員の活動レポート(2024年4月・北米事務所)

深まる姉妹州関係

　県と米国メリーランド州は1981年に友好提携を締結し、40年以上にわたり経済、教育、文化の幅広い分野で交流を深めている。
　今年3月6日に日本や神奈川県とメリーランド州との交流の深化を象徴するレセプションイベント「ジャパン・メリーランドナイト」がワシントンDCの在アメリカ合衆国日本国大使公邸にて開催された。
　メリーランド州のウェス・ムーア知事をはじめ同州選出の連邦議会議員、同州議会議員、同州政府関係者、同州やワシントンDCの企業関係者を含む約400人が来場。会場では、神奈川県とメリーランド州がそれぞれブースを設営し観光や特産品のPRを行った。
　神奈川県ブースでは、泉橋酒造（海老名市）、熊澤酒造（茅ヶ崎市）、吉川醸造（伊勢原市）、の三つの県内酒蔵の日本酒、籠清（小田原市）のかまぼこ、イルフェジュール（川崎市）の焼き菓子などが来場者に振る舞われた。
　また3月15日には、メリーランド州との教育交流の一環として、県内の高校生10人がメリーランド州を訪問した。
　5年ぶりとなった今回の滞在の初日に、州都アナポリスの州議会議事堂の見学やマイケル・ロア州務副長官への表敬訪問を行った。訪問団の生徒による英語でのあいさつとスピーチの後、記念品が副長官に贈られ、副長官から生徒たちに向けて米国民主主義の歴史や若い世代につなぐ思いが語られた。
　幅広い分野で姉妹交流が深まる中、今後もさらなる連携促進が期待される。

神奈川県ブースに来場した山田重夫駐米特命全権大使（左）とウェス・ムーアメリーランド州知事

※令和6年4月24日神奈川新聞より引用


 

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