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更新日:2024年5月30日
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海外駐在員の活動レポート(2024年5月・北米事務所)
2024年5月11日(土曜日)在ニューヨークの日系団体99のユニットとその構成員2,500人がセントラルパーク沿いの大通りを行進する第3回ジャパンパレードが行われた。沿道では約5万人の往来客が観覧し、移動するステージ上や隊列を組んで舞踏や演舞などを披露する行進隊列にエールを送っていた。
この行事は1872年に岩倉使節団が米国を訪問してから150周年という節目の年を記念して始まり、日系アメリカ人や在米日本人が自分たちのルーツとなる文化を認識し祝うとともに、日米の友好交流を深めることを目的に2022年に始まった。
今年は、世界の車いすテニスの4大大会とパラリンピックを制した国枝慎吾氏がグランドマーシャルに選出され行進したほか、スペシャルゲストとして舞台「鬼滅の刃」のキャストが参加し、会場を盛り上げていた。
このパレードとの併催行事として、メインストリートから入った72丁目の路地では、日系の食品や日本の文化を紹介するさまざまな屋台が出店する「ジャパンストリートフェア」が開催され、たくさんのニューヨーク在住者や観光客が集まった。
当日はジェトロニューヨークおよび農林水産省の外郭団体Food Japanが、ホタテなどの日本食品をPRするブースを設営するなど、多くの日本食の屋台が並んだ。タコ焼きやおにぎりといった日本のソウルフードは、日本に旅行経験のあるアメリカ人を中心に米国にも浸透しており、これらを目当てに長い行列ができていた。
一般財団法人自治体国際化協会のブースでは、神奈川県をはじめ全国の観光PRが行われ、最近の円安により高まる日本への観光需要を背景に、絶え間なく訪れる来場客で活況を呈していた。
来場客からは、「はじめて日本に旅行するのだが、どこか良い温泉はないか」「横浜へは東京からどれくらいの時間で行けるのか」といった質問が寄せられ、日本旅行の関心度の高さを肌身で感じることができた。
日米両政府は、2024年を観光交流年として定め、相互の観光交流を高めようとしている。こうした文化・観光にかかわる行事においても神奈川県のPRを積極的に行っていきたい。
来場客で賑わうJクレアブースで県の観光PRを実施
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