初期公開日:2023年6月22日更新日:2024年12月6日
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消防学校で行っている「基礎教育」の紹介ページです。
消防団員として活動するために必要な基礎知識及び技術を修得する教育で、消防団員としての
経験が概ね3年以下の団員が受ける教育訓練です。
消防学校の広い敷地と先進的な施設を有効的に活用
した教育を計画・実施しております。
また、消防学校への来校が難しい場合でも、要望が
あれば、消防学校教官が出張する教育も実施しており
ます。
(出張訓練の様子)
消防学校での主な教育科目は、以下のとおりです。
訓練礼式(2時間)
火災防ぎょ(3時間)
風水害対応(2時間)
(ホース撤収要領の様子)
消防の活動は、厳正な規律の保持と迅速的確で秩序ある団体行動が常に要求されるため、消防
団員の行動は「消防訓練礼式の基準」によって、定められています。
この教育では、「消防訓練礼式の基準」に基づいた基本動作の訓練を実施します。
教育の主な内容は、以下のとおりです。
・各個訓練:停止間の動作・行進間の動作
・敬礼動作:各個の敬礼・部隊の敬礼
・小隊訓練:隊形編成と整頓・行進
火災現場において生命、身体、財産などを保護するための、人命救助、消火活動、延焼防止、
排煙、避難誘導、水損防止、その他の関連活動の一切が「火災防ぎょ」です。
この教育では、火災についての基礎的講義から、消火活動の基本となる器具操作の訓練及び
実際の放水訓練を実施します。
教育の主な内容は、以下のとおりです。
火災の定義・燃焼条件と消火理論・火災防ぎょ戦術の原則・警戒区域等設定要領
強風や大雨による災害及び洪水、高潮、波浪による河川等の氾濫や浸水被害に対応するための
訓練です。
消防学校では、災害救助訓練場にて基本的な土のう作成から土のう積み工法を実施し、最後に
施設を利用して実際に水を流し、視覚的に訓練効果の確認を行っております。
また、広い敷地を利用しドローンを使用した現場確認の有効性も体験していただけます。
教育の主な内容は、以下のとおりです。
水防工法等
土のう工法
土砂災害対応
ドローン活用
消防団員基礎教育の座学については、Web教育で実施しています。
このページの所管所属は 消防学校です。