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初期公開日:2025年2月6日更新日:2025年2月6日

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県営水道出先組織再編計画

県営水道出先組織再編計画のページです。

県営水道出先組織再編計画について

 県営水道は、老朽化する水道管等の施設の大量更新、耐震化の推進、激甚化・頻発化する自然災害への対応など、多くの喫緊の課題に直面しています。

 さらに、人口減少社会の到来による水需要の減少を背景に、水道料金収入の減収が見込まれることや、職員のなり手不足により、限られた人材を有効に活用するための業務の効率化、及び技術継承・人材の育成に対応すべく、早急な組織の見直しが必要であることから「県営水道出先組織再編計画」を策定しました。

 

再編に向けた視点

視点1.営業所の統合による組織力の強化

大量の更新工事や水道施設の耐震化を推し進める工事担当職員を増員するため、営業所の統合により業務の効率化や職員の集約を行い、組織力の強化を図ります。

視点2.現場対応力の確保

災害・事故発生時において、各出先組織が迅速かつ自立的に初動対応(現場確認、情報収集など)が取れるよう、現場対応力の強化を図ります。

視点3.専門センターの設置による業務の効率化

各営業所に共通する専門業務を切り出して集約するとともに、業務に必要な職種を集中配置することで効率性を高めた専門センターを設置します。

視点4.円滑な技術継承と人材の育成

円滑な技術継承による職員のスキル向上や、高度な専門技術の習得を可能とする事業環境の整備により、効果的・継続的な人材育成を行います。

具体的な見直し

1.営業所の統合(職員・業務の集約)

現行の10営業所を6営業所(相模原、鎌倉、藤沢、平塚、厚木、大和)に統合

  • 営業所の統合により、廃止営業所の管理業務人員等の削減や、1営業所の職員増によるスケールメリットを活かし、今後増加する更新需要に対応する職員を創出します。
  • 災害・事故発生時における初動体制(現場確認、情報収集、分析・対策の検討、県民対応など)を強化します。

統合図

 

2.専門センターの設置

2-1 給水装置工事の審査業務を切り出し「(仮称)給水装置工事審査センター」を設置

  • 現在構築中の「(仮称)給水装置工事オンラインシステム」による電子申請を推進し、営業所への来所を必要としない体制とすることで、審査業務の迅速化・効率化を図ります。
  • 専門的な知識を必要とする業務ノウハウの蓄積や技術継承の向上を図ります。

2-2 大規模施設リニューアルに対応する「(仮称)水道施設整備センター」を設置

  • 管路整備センターの業務に、浄水場の再整備やポンプ所の構築などを付加し、大規模施設リニューアルの立案・設計から施工まで一連の業務を着実に実施する組織体制とします。
  • 専門的な知識を必要とする業務ノウハウの蓄積や技術継承の向上を図ります。

再編後の体制(案)

 再編後の体制(案)

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は企業局 水道部経営課です。