更新日:2024年6月14日

ここから本文です。

水道記念館の歴史

神奈川県水道記念館の成り立ちとともに、記念碑などをご紹介します。

 

神奈川県送水ポンプ所、右は近代水道百年記念企画近代水道百選に選定されたことを証します、昭和60年5月27日:近代水道百選委員会

近代水道百選の証

神奈川県営水道は、昭和8年に日本で最初の広域水道として創設され、昭和11年4月には、寒川第1浄水場の送水ポンプ所が設置されました。水道記念館は、県営水道創設50周年を記念して、昭和59年3月に県営水道発祥の記念施設である旧ポンプ所の跡地に誕生しました。あわせて和風庭園の「水の広場」が整備され、昭和59年4月から無料で一般公開しています。

 また、昭和60年には、当時の厚生省が企画した「近代水道百選」に選ばれ、たくさんの方々に訪れていただいています。

土木学会選奨土木遺産に認定

2013年神奈川県に水道施設群(水道記念館)

土木学会選奨土木遺産の銘板

 

神奈川県営水道は、昭和8年4月に我が国初の県営広域水道として、湘南地域の1市9町を給水区域としてスタートし、令和5年4月に90周年を迎えました。県営水道創設期に建設された水道記念館(旧送水ポンプ所)のほか、配水池の県営水道施設群が「土木学会選奨土木遺産」に認定されました。

昭和10年工事中の寒川浄水場の写真 水道記念館(旧送水ポンプ所)
昭和10年工事中の寒川浄水場と水道記念館(旧送水ポンプ所)

水道記念碑

水道記念碑の写真(近影) 水道記念碑の写真
昭和8年に我が国初の県営広域水道事業の竣工を記念して、県営水道期成同盟会によって昭和11年にたてられました。当時の人々の県営水道に懸ける決意、水道管布設にあたっての努力、また、完成した県営水道に対する誇りが感じられます。

旧正門

正門全体の写真 正門の写真

寒川第1浄水場創設時の、石造りの正門です。

扁額(へんがく)

永頼其慶(えいらいきけい

音読みで「えいらいきけい」、訓読みで「永く其の慶びを頼む」と読み、「よろこびをわすれることなく、この事業を永く頼み伝えてほしい」という希望の意味がこめられています。

送水ポンプ所 土木部長・和田重辰 書

無盡蔵(むじんぞう)

水道記念館で平成5年春に設置しました。いくらとってもなくならないこと、限りが無いこと。また、その様を意味しています。(禅語)

神奈川県知事・半井清 書

嗟乎水哉(ああ みず かな)

水の大切さに対する感動を、素直に表現したものだと思われます。

取水ポンプ所 水道局長・篠原忠次郎 書

水童(みずわらべ)

みずわらべ像の写真 水道記念館噴水全体の写真

水の広場にある噴水です。県営水道創設50周年を記念として昭和59年2月、当時横浜銀行頭取だった吉國二郎様よりお贈りいただきました。垣内治雄・作によるブロンズ像で、常に頭のお皿が乾かないように水を噴き上げています。

このページに関するお問い合わせ先

企業局 水道部経営課

企業局水道部経営課へのお問い合わせフォーム

管理広報グループ

電話:045-210-7215

ファクシミリ:045-201-3491

このページの所管所属は企業局 水道部経営課です。