ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 旧ソ連抑留中死亡者遺骨伝達を行います
初期公開日:2024年11月14日更新日:2024年11月14日
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厚生労働省では、海外等で戦没された方々の御遺骨を収集し、DNA鑑定により戦没者の御遺骨の身元を特定して、都道府県を通じて御遺族のもとへ御遺骨を返還する事業(別紙(PDF:1,810KB))が行われています。
この度、旧ソ連抑留中死亡者埋葬地から帰還した御遺骨について、DNA鑑定の結果、身元が確認されましたので、次のとおり御遺族に御遺骨を伝達します。
(1)氏名 | 寄友 壯一(よりとも そういち)様 |
(2)生年月日 | 明治45年3月1日 |
(3)本籍 | 山口県下関市 |
(4)所属部隊 | 野砲兵第128連隊 |
(5)階級 | 陸軍上等兵 |
(6)死亡年月日 | 昭和20年12月8日 |
(7)死亡場所 | ホルモリン地区ゴーリン病院 |
(1)氏名 | 太田 尚子(おおた ひさこ)様 |
(2)続柄 | 子 |
(1)日時 | 令和6年11月21日(木曜日)11時10分頃 |
(2)場所 | 御遺族の自宅(横浜市内) |
(3)伝達者 | 神奈川県福祉子どもみらい局福祉部生活援護課長 |
(4)その他 |
取材を希望される場合は、別添様式(ワード:32KB)により前日の正午までに御連絡ください。 |
ロシア連邦ハバロフスク地方「第4923野戦病院・ゴリン居住地区墓地/第5収容所・第4923野戦病院墓地」埋葬地については、旧ソ連政府より提供された「抑留中死亡者名簿」によると、「第4923野戦病院・ゴリン居住地区墓地」213名、「第5収容所・第4923野戦病院墓地」120名の合計333名が登載されており、その埋葬図が提供されている。
旧ソ連政府等提供資料と厚生労働省保管資料を照合調査した結果、「寄友 壯一」様が「第4923野戦病院・ゴリン居住地区墓地/第5収容所・第4923野戦病院墓地」埋葬地に埋葬されていることが確認できた。
平成29年7月4日から7月19日、平成29年7月25日から8月9日、平成30年7月24日から8月8日、平成30年8月28日から9月12日、令和元年7月23日から8月7日及び令和元年8月20日から9月4日までの間、遺骨収集派遣団はゴーリン村の北方郊外にある当該埋葬地に埋葬されていた183柱の御遺骨を収容した。
上記(1)、(2)により、当該埋葬地から収容した御遺骨のうち、DNA鑑定用の検体が採取できた185検体とDNA鑑定を希望される御遺族との間で鑑定を実施したところ、平成30年7月29日に収容された御遺骨1柱から東京都在住の御遺族(孫)と親族関係が存在するとの結論が得られ、「寄友 壯一」様の御遺骨と判明した。
【参考】本県における遺骨伝達実績(過去10か年)
年度 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
柱 | 3 | 1 | 3 | 2 | 5 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 21 |
問合せ先
神奈川県福祉子どもみらい局
生活困窮者対策担当部長兼福祉部生活援護課長 垣中 電話045-210-4900
援護グループ 山口 電話045-210-4903
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部生活援護課です。