ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 屋根や給湯器等の点検商法に関する苦情相談が過去最多に!
初期公開日:2024年7月29日更新日:2024年7月29日
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令和5年度に神奈川県内の消費生活相談窓口で受け付けた消費生活相談総件数(「苦情」と「問合せ」の合計)は63,859件(前年度比99.6%(マイナス284件))でした。
「点検」と称して電話や訪問をし、「工事をしないと危険」などと不安をあおって契約させる「点検商法」に関する苦情相談件数は2,471件で、前年度(1,348件)と比べ、約1.8倍と過去最多の件数となっており、50歳代以上からの相談が多く寄せられています。特に屋根の工事、給湯器の交換に関する相談が増加しています。(参考資料及び別紙P4以降参照)
高齢者(契約当事者が65歳以上)の苦情相談件数は18,492件で、前年度(17,578件)と比べ5.2%増加しました。高齢者の傾向として、点検商法に関する相談の中でも、特に「給湯システム」に関する苦情相談件数が、前年度と比べ約2.8倍に増加しています。また、パソコンのウイルス除去サポート契約等の「役務その他サービス」に関する苦情相談件数は、前年度と比べ約1.6倍に増加しています。(別紙P6以降参照)
若者(契約当事者が29歳以下)の苦情相談件数は7,397件で、前年度(8,128件)と比べ9.0%減少しました。一方、「美容医療」に関する苦情相談件数は、前年度と比べ約2.3倍に増加しています。また、「インターネットゲーム」に関する苦情相談件数は、前年度と比べ約1.2倍に増加しています。(別紙P9以降参照)
令和4年4月に成年年齢が18歳に引き下げられてから、2年が経過しました。令和5年度の18歳の相談件数は258件で、過去5年間で200件から300件台で推移しています。また、19歳の相談件数は385件で、過去5年間で300件から400件台で推移しています。(別紙P12以降参照)
参考資料「消費生活センターからのアドバイス~点検商法の典型的な勧誘トークに注意!!~」(PDF:581KB)
別紙「令和5年度 神奈川県内における消費生活相談概要」(PDF:1,424KB)も併せて御覧ください。
問合せ先
くらし安全防災局くらし安全部消費生活課
課長 南川
電話 045-312-1121(内線2620)
消費生活相談総括 勝又
電話 045-312-1121(内線2611)
相談第二グループ 峯
電話 045-312-1121(内線2660)
このページの所管所属はくらし安全防災局 くらし安全部消費生活課です。