更新日:2024年6月10日

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東海道新幹線新駅の誘致

東海道新幹線新駅の誘致

県央・湘南地域

 県の中央部に位置する「県央・湘南地域」は面積及び人口において本県全体の約3割を占めており、さまざまな産業や研究機関などの集積が進んでいます。
 また、丹沢山系や相模川、湘南海岸など豊かな自然が広がる、観光資源に恵まれた地域でもあります。

長い駅間距離

 新横浜駅から小田原駅間の距離は、約51.2Km。これは東海道新幹線の中で、2番目に長い駅間距離になります。
 その中間に位置する寒川町倉見地区に、東海道新幹線の新駅を誘致しています。

南北ゲート

 神奈川県では、全国との交流・連携の窓口として、東海道新幹線新駅による「南のゲート」を寒川町倉見地区に誘致するとともに、リニア中央新幹線神奈川県内駅による「北のゲート」を相模原市内に設置するため、それぞれ期成同盟会を設立して、要望活動や普及啓発活動に取り組んでいます。

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東海道新幹線新駅の誘致(南のゲート)

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 県央・湘南地域に位置する寒川町倉見地区に「東海道新幹線新駅」の誘致が実現すると、全国の都市との交流・連携が飛躍的に高まり、交通の結節地域となります。
 県では、県中央部10市町及び経済団体などと「神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会」を設置し、寒川町倉見地区への新駅誘致に取り組んでいます。

神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会

リニア中央新幹線-神奈川県内駅の設置(北のゲート)

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 「リニア中央新幹線」は、品川駅を起点として、名古屋駅を経て、大阪市を終点とする延長約438kmの新幹線です。
 時速500kmで走行する超電導リニアを導入して、品川・名古屋間を約40分、品川・大阪間を約1時間で結ぶ計画で、神奈川県内の駅は、相模原市緑区の橋本駅南側の地下に設置されます。

リニア中央新幹線(神奈川県交通政策課のホームページ)

東海道新幹線新駅の可能性を高めるリニア中央新幹線

【新駅設置に向けた最大の課題】東海道新幹線の列車ダイヤに余裕がない。
 ↓リニア中央新幹線が開業する。
現在「のぞみ」が担っている役割がリニア中央新幹線に移行することで、東海道新幹線の列車ダイヤの構成に余裕が生じる。
 ↓新駅設置に向けた最大の課題が解決する。
東海道新幹線新駅設置の可能性が高まる。

新駅設置のさまざまなメリット

 新駅誘致地区のある県央・湘南地域は、多くの居住人口があり、さまざまな産業や研究機関などの集積が進んでいます。

 ここに新駅を誘致することで、県民や企業の利便性が向上するとともに、地域の更なる発展が見込まれます。

交通利便性の向上

 全国の主要都市への移動時間が大幅に短縮され、交通利便性が飛躍的に向上します。

産業活動の活性化

 都心や他地域の都市との間が新幹線により結ばれることにより、ビジネスの機会が拡大し、産業活動の活性化につながります。

都市・地域の活性化

 交通利便性の高まりにより、地域の特性にあった産業が集積し、都市の活性化が進みます。また、商業・業務施設が集まることにより、生活の利便性も高まります。

知名度の上昇

 新幹線の駅名になることで知名度が上がり、観光客など、この地域を訪れる人が増えるほか、文化・スポーツなどでの交流が活発になります。

新駅の受け皿となるツインシティ

 東海道新幹線新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川を挟んだ対岸の平塚市大神地区からなる、双子の新たなまちのことです。
 新たな橋「(仮称)ツインシティ橋」を架けることにより、一体的なまちづくりを目指しています。

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新駅実現の見込み

 平成28年度神奈川県鉄道輸送力増強促進会議における東海道新幹線新駅設置の要望に対し、JR東海から「中央新幹線が開業し、東海道新幹線のダイヤ構成に余裕が生まれれば、新駅設置の余地が高まる」との回答をいただきました。
 すでにリニア中央新幹線は開業に向け工事に着手しており、新駅設置の可能性が高まってきていると受け止めています。

 

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このページの所管所属は県土整備局 都市部環境共生都市課です。