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更新日:2024年1月9日
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新港エリア
新港エリアは本港の西側に整備されたエリアです。沿岸沖合産業の水揚げの増加や漁船の大型化、小田原漁港を利用する漁船の増加により、本港だけでは漁船の係留場所が不足する状況となったことから整備されました。本港の次に新たにできた港なので「新港」と呼ばれています。
「新港」は昭和43年の「本港」完成後に計画され、昭和56年4月に13年の歳月を経て完成しました。
昭和56年度からは越波(えっぱ=波が防波堤などを越えること)対策に着手し、昭和62年度に整備が完了しました。
昭和63年度からは港内静穏向上対策に着手し、平成6年度に整備が完了しました。
(完成当時の新港)
小田原地先から沖合にかけて釣りを楽しめる遊漁船や刺し網漁等を行う漁船が停泊しています。本港と比べ比較的小型の船が停泊しています。
ウィンチで船をシラ材の上に引き上げ、船底の手入れや塗装を行います。
(1号船揚げ場)
漁業関係者のための駐車場です。
外洋に設置されている堤状の壁で、外洋からの波を打ち消し海岸や漁港内に直接波が押し寄せるのを防ぎます。
全国でも珍しいちょうちんの形を模した灯台です。
小田原漁港の新港は当時で約18億円の工事費をもって完成しました。開港後、越波対策などを進め、静穏性向上を図り西湘地区の漁船避難拠点としての機能確保をしていますが、近年の波浪の増大に伴い、今後の越波対策整備が課題となっています。
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