ホーム > 産業・働く > 労働・雇用 > 雇用・就職支援 > 障害者雇用を進めるためのポータルサイト「ともに歩む」ナビ > ともに歩む(障がい者雇用に向けて) > 雇用事例:障がい種別 精神障がい 日本ジャンボ―株式会社
更新日:2024年12月10日
ここから本文です。
障がい者雇用の事例を紹介しています。
住所:足柄下郡湯河原町土肥4-3-12
事業内容:総合写真業
常用雇用労働者数※:99人(令和3年6月1日時点)
※ 常用雇用労働者数とは、1週間の所定労働時間が30時間以上の方の数と1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の方の数を0.5倍した数を合算した数をいいます。(いずれも1年を超えて雇用される見込みがあることまたは1年を超えて雇用されていることが必要です。)
A1 会社の合併などもありましたが、20年ほど前から多いときで5~6名の障がい者がいましたので、障がいがある社員がいるのは当たり前だと思っていました。障がいの有無に関わらず適材適所で採用しようという意識は常に持っています。
A2 地域の障害者就業・生活支援センターの支援で職場体験実習を受入れましたが、ハローワーク求人により雇用に至りました。3年前に採用し、DVDダビングサービスの業務を行っています。
A3 最初は戸惑っている様子で、向いてないかなとも思っていましたが、時間が経つにつれ慣れてきました。勉強をしようという気持ちがあり、適当にやろうという面がありません。マスターテープの映像を確認するのに時間がかかりますが、どうしたら効率良くできるかを工夫してくれています。業務は2階で行っていまして、入荷した物を1階から運ばなければいけませんが、「みんなが楽になるから」と率先してやってくれています。
A4 私が指導者を依頼していますが、私としては、教えるのが上手な人よりも、気を遣うことができて本人の話を聞くことができる人の方がいいと考えています。聞けることで、本人もわからないことが理解でき、ミスも防げるからです。
A5 当社は、本人のペースで仕事がしやすいという、「ゆるい」ところがいいのではないでしょうか。Aさんについては、辞めてもらっては困る貴重な人材です。
(東日本事業部 本店生産グループ サブリーダー 平野竜人さん)
障がいがあるからということで、周りから偏見のある目で見られるのは許せないです。差別する気持ちは全くありません。手を動かす業務なのでできないと困りますが、今後も障がいがあるから雇用しないということは全くありません。会って話してみないと始まらない、「会ってなんぼ、話してなんぼ」だと思っています。
(Aさん)
就労して4年目で、ビデオからデータを取り込みDVDにダビングする業務を行っています。自分の特性に合っていると思っています。続けられている理由は、特別扱いされないところだと思っています。周囲が腫れ物に触るような感じだと、その方がきついです。自分は仕事をするというよりも、会社に来ることから始めたのですが、この会社では達成度について何も言われませんでした。おそらく長い目で見てもらったのだと思っています。仕事に対しては、やれることはやる、やれないことを無理してやれますとは言わないように心掛けています。自分は挨拶が苦手なのですが、「挨拶ができないと人として失礼だろう」と思っています。あと、片付いている方が好きなので、整理整頓するようにしています。そうすることで、ミスが起こりにくくなると思っています。これから就職を目指す人には、毎日同じ時間に来て仕事をして帰ることの大切さを伝えたいです。就労準備で通っていた場所にも、同じ時間に行って帰っていました。それが、毎日の労働につながると思っています。いいことも悪いことも、仕事をしているから経験できることだと感じています。嫌なこともあるし、ミスをしたこともありますが、2回目3回目をやらないようにしようと心掛けています。昼休みは、同じ場所にいるのが好きじゃないので、晴れた日でも雨の日でも可能な限りウォーキングをしています。
このページの所管所属は 障害者雇用促進センターです。