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更新日:2024年12月10日

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雇用事例:障がい種別 身体障がい/知的障がい(重複障がい)                                         株式会社ムラノセイコー

障がい者雇用の事例を紹介しています。

住所:横浜市神奈川区三枚町470番地
事業内容:金属加工業
常用雇用労働者数※:75人(令和5年6月1日時点)

※常用雇用労働者数とは、1週間の所定労働時間が30時間以上の方の数と1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の方の数を0.5倍した数を合算した数をいいます。(いずれも1年を超えて雇用される見込みがあることまたは1年を超えて雇用されていることが必要です。)

企業紹介

Q1 障がい者雇用に取り組むようになった「きっかけ」はどのようなことですか。

A1 会社としては以前から障がい者雇用を行っていましたが、退職があったことや、うまくマッチングできなかったことなどで、雇用が途絶えていた時期がありました。
そのようなところに県障害者雇用促進センターの訪問があり、取組を進めることができました。

Q2 障がい者の働いている部署、業務内容を教えてください。

A2 総務部に所属しています。掃除(トイレ清掃、窓拭き等)や草取りなどの環境整備を行っています。

Q3 支援機関見学や職場体験実習の受け入れなどはしましたか。

A3 職場体験実習の受け入れをしました。その障がい者をよく理解されている、支援機関の方から特性や支援方法などの情報を得ることができて、とても役立ちました。

Q4 採用した決め手はどのようなことですか。

A4 彼は、素直ですし、話をきちんと聞くことができるので、続くのではないか、ここの職場にも合うのではないかと感じたことです。

Q5 支援機関と連携してよかったことはありますか。

A5 支援機関の方から、事前に彼の特性やできる範囲を示していただきましたし、就職する準備を一緒にしていただけたので、良かったです。
また、採用後、まだ慣れていない時に、会社に直接話せないことを支援機関の担当者が聞いてくださり、その方を通じて、彼の思うところを知ることができたり、反対に、こちらも支援機関の方に質問ができたりと、とても助かりました。

Q6 障がい者雇用をして職場に何か変化はありましたか。

A6 特別にはありませんが、一生懸命に働く姿を他の社員が見ることは大切なことですし、良い影響になると思います。

企業からのメッセージ

職場定着は充実感が大切

(取締役社長 村野隆さん)

障がいのある方にも、できるだけ長く勤めていただきたいと思っています。そのため、どれだけ充実感を持って働くことができるかということも大切な要素のひとつだと思います。
また、我々のような中小企業でも、支援機関などと連携して取り組めば、障がい者雇用のハードルは高いものではないと思います。受入れ段階から定着まで、相談しながら取り組めるので、とても助かります。

本人からのメッセージ

体験実習で働きやすい職場が見つかりました

(田島隆聖さん)

こちらで実習をしてみて、職場の雰囲気が良く、自宅からも近いので就職することにしました。働いてみて、社員の方々が優しく、皆さんと色々な会話もできるので、働きやすいです。初めは、写真入りのマニュアルを一つひとつ見ながら仕事をしていましたが、現在はわからなくなった時のみ見直しています。これからも、ずっとこの会社で働いていきたいと思います。
就職活動は色々と大変ですが、精一杯頑張れば良い職場が見つかると思います。

ムラノセイコー田島さん

 

 

このページの所管所属は 障害者雇用促進センターです。