ホーム > 神奈川県記者発表資料 > オープンイノベーションでコロナ禍における課題の解決に挑むベンチャーのプロジェクトを支援します
初期公開日:2022年10月19日更新日:2022年10月19日
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県では、コロナ禍で顕在化した課題の解決に向けて、大企業と連携して新たなサービス等の開発に取り組むベンチャー企業を募集しました。
このたび、2つの募集方式のうち、「大企業提示テーマ型」について審査の結果、県が支援を行う6プロジェクトを採択しましたので、お知らせします。
次の6プロジェクトについて、県の「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」が開発・実証を支援し、コロナ禍における課題の解決を図るサービスの早期の事業化を目指します。
大企業が提示したテーマ | 提案ベンチャー企業及び採択プロジェクト |
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江ノ島電鉄株式会社 「地域生活/観光の両立が求められる湘南・鎌倉エリアにおける賑わいや回遊の創出」 |
どんぐりピット合同会社(愛知県豊田市) 「地域と住民を繋ぐ『街のカタログ冷蔵庫』」 |
小田急電鉄株式会社 「沿線特性にあった「暮らす・遊ぶ」のアップデートを通じた沿線価値の最大化」 |
株式会社CinemaLeap(東京都品川区) 「観光体験をアップデートするXRを活用した『場』の魅力体感モデルの創出」 |
株式会社ツクイホールディングス 「アフター60の一人ひとりにあった自分らしい“生き方”を支援する仕組み構築」 |
株式会社COOON(大阪府大阪市) 「シニアの新たな憩いの場に。サードプレイスカフェプロジェクト」 |
株式会社テレビ神奈川 「子育て家庭向けのプラットフォーム事業の促進」 |
株式会社つむぱぱ社(東京都目黒区) 「つむぱぱアニメを起点とした『かながわ MIRAI』子育て家庭向けコミュニティの拡大と活性化」 |
Hamee株式会社 「PostコロナのEC事業者を支える顧客データプラットフォームの開発」 |
株式会社Koeerü(鎌倉市) 「顧客の声(VOC)を起点とした顧客データプラットフォーム『Koeerü for EC』の共同開発」 |
株式会社マクニカ 「空気質・カメラを活用した空間状況の先端センシング技術の活用による"安心・快適・便利”な空間・体験の創出」 |
ユカイ工学株式会社(東京都新宿区) 「コロナ禍と共存する介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支えるBOCCO emo×マクニカセンサー」 |
(注記)並び順は大企業の五十音順。各プロジェクトの概要については別紙のとおり
今後、各プロジェクトの実現に向けて、コンサルタントによる助言・調整、連携企業や資金調達先の獲得、実証に向けたフィールドの確保・関係機関との調整、モニター募集やプロモーション活動などを県が支援していきます。
なお、各プロジェクトの成果発表は2月末から3月頃を予定しています。
別紙 プロジェクトの概要(PDF:324KB)(別ウィンドウで開きます)
募集方法:次の2つの方式((1)大企業提示テーマ型、(2)ベンチャー発自由提案型)により、コロナ禍で顕在化した課題の解決に繋がるプロジェクトをベンチャー企業から募集
((2)ベンチャー発自由提案型については9月27日に採択結果を発表済)
方式 | (1)大企業提示テーマ型 | (2)ベンチャー発自由提案型 |
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概要 | 大企業が示した6つのテーマに対して、自社の技術やサービスを活用した連携プロジェクトを募集 | ベンチャー企業が自社の技術やアイデアに基づき、大企業等と連携して実施する、新サービス等の開発に係るプロジェクトを募集 |
対象企業 | 全国のベンチャー企業 | 県内に本店を有するベンチャー企業 |
採択者数 | 6社(1テーマにつき1社) | 6社 |
支援金額 | 上限900万円/社 |
上限600万円/社 |
募集期間:令和4年6月10日(金曜日)から7月11日(月曜日)
応募数:計225件((1)大企業提示テーマ型190件、(2)ベンチャー発自由提案型35件)
県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組みたい方々は、ぜひ御参加ください。
問合せ先
産業労働局産業部産業振興課
ベンチャー支援担当課長 脇坂
電話 045-285-0213
新産業振興グループ 徳永
電話 045-210-5636
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。