ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 県の起業支援を受けたベンチャーが「かなエール」を利用して新製品を販売します!
初期公開日:2023年12月4日更新日:2023年12月4日
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県では、社会課題解決に取り組むベンチャー企業を「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)」により集中支援するとともに、「かながわベンチャー限定クラウドファンディング『かなエール』を運営し、ベンチャー企業による新たなチャレンジを支援しています。 このたび、同プログラムの令和5年度採択企業である株式会社myakuが、国産木材を有効活用した新商品を開発し、「かなエール」を利用して販売することとなりましたので、お知らせします。
プロジェクト名
-日本の木を使ったライフスタイルブランド「MYAKU」リリース記念-
樹齢300年の天然ひのきを使ったキャンドル
販売する商品と特徴
「天然ひのきキャンドル」
長野県の木曽の森に育つ樹齢300年のひのきから採取する純度100%の天然精油を使ったキャンドル
販売会社
株式会社 myaku
商品開発の背景と今後の取組
・日本の国土の3分の2は森林であり、多くの樹木は伐採に適した樹齢となっている一方で、国内の木材需要に対する国産木材の自給率は約40%であり、半数以上は外国産木材が使用されている。
・こうした状況から、国内の森林保全と持続可能な森林経営を目指して、林業生産者とともに森林や木の魅力を発信し、日常に豊かな暮らしを届けるライフスタイルブランド「MYAKU」を立ち上げた。
・国産木材の有効活用に向け、このブランドの初商品となる「天然ひのきキャンドル」を販売するとともに、今後は神奈川県産木材など、様々な国産材を有効活用した商品の開発・販売に取り組んでいく。
販売期間
令和5年12月4日(月曜日)から令和6年1月21日(日曜日)
株式会社 myaku 代表取締役 山本 万優
山に囲まれて育ち、「日本の林業が抱える課題解決に生産者だけで取り組むのではなく、みんなで日本の森林を育てるきっかけをつくっていきたい」という想いから、日本の森林を守る事業の起業を決意。令和4年度に、県の起業家創出拠点「HATSU鎌倉」のチャレンジャーとして伴走集中支援を受け、株式会社myakuを設立。その後、令和5年度「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)」に採択され、現在、伴走支援を受けながら事業拡大に取り組んでいる。
【参考1】かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)
社会課題の解決に取り組むベンチャー企業を募集・採択し、メンタリングやネットワークによる支援などを通じてビジネスモデルの磨き上げと事業拡大を支援するプログラム。令和5年度は10社を採択し、専任のメンターによる個別伴走支援など、様々な支援を実施。
詳細 https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/startuphub/(別ウィンドウで開きます)
【参考2】かながわベンチャー限定クラウドファンディング「かなエール」
クラウドファンディングサービス事業者と連携し、手数料の優遇や広報ページの制作支援などを行うことで、ベンチャー企業による新たなチャレンジを支援。
詳細 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537655/cf.html(別ウィンドウで開きます)
神奈川県産業労働局産業部
ベンチャー支援担当課長 井上 電話045-285-0213
産業振興課新産業振興グループ 徳永 電話045-210-5636
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。