「さがみロボット産業特区」で開発を支援したロボットが商品化されます！

2022年05月16日

記者発表資料

県では、「さがみロボット産業特区」の取組によって、生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指しています。このたび、次の製品の販売が開始されることとなりましたので、お知らせします。

製品の概要	従来のバキューム（吸引）清掃に加え、ダスター（簡易的なふきん）を用いたワイパー（拭き）清掃が可能です。ワイパーユニットを取り外し、専用のブラシを取り付けることで、バキューム清掃が可能です。ワイパー清掃は、静音性に優れており、バキューム清掃ではとりきれないハードフロアの細かな塵をとるのに適しています。 1回の充電で最大1万㎡のワイパー清掃が可能です。（バキューム清掃は3千㎡）各種センサーで周囲の情報を取得し、AIが建物内部の形状と清掃経路を高精度に認識・記憶します。あらかじめ清掃経路を指定する方法と、ロボットが自動で清掃経路を生成する方法で清掃が可能です。	前面下の白い部分がワイパーに取り付けたダスター（画像提供：CYBERDYNE株式会社）
販売開始日	令和4年5月16日（月曜日）
販売者	CYBERDYNE株式会社（茨城県つくば市学園南2-2-1）
販売価格	オープン価格
特区での支援内容	昨年度、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院において、既に商品化されていたバキューム清掃タイプの導入実証を支援した際に、病院から寄せられた静音性に関する要望を踏まえて、開発されたロボットです。