ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 新型コロナウイルス感染症対策に特に有効なロボット開発プロジェクトが決定しました!
更新日:2022年6月28日
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県では、「さがみロボット産業特区」の取組を中心に、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進しています。
非接触、遠隔操縦、自動化といったロボットが有する価値を活かした、新型コロナウイルス感染症対策に資するロボット開発プロジェクトを募集したところ、このたび、4件を採択しましたので、お知らせします。
プロジェクト名称 | ハイブリッド型(自律、遠隔モード)案内ロボットの開発 |
(画像提供:株式会社NTTドコモ神奈川支店) |
代表者 | 株式会社NTTドコモ神奈川支店(横浜市西区) | |
共同事業者 | 株式会社スマートロボティクス(東京都千代田区) | |
プロジェクト概要 |
従来のサイネージ型の案内ロボットではなく、フェイスtoフェイスで心を通わせるハイブリッド型ロボットを開発します。 AIカメラにより来場者の挙動や目の動きをサーチし、「まさに空気を読むように」アプローチしたり、大型サイネージを活用して遠隔地の方とリアルタイムでコミュニケーションを行うなど、温かみのあるロボットの実現を図ります。 |
プロジェクト名称 | 公共トイレ向け清掃用ロボットの開発 |
(画像提供:株式会社小川優機製作所) |
代表者 | 株式会社小川優機製作所(横浜市保土ヶ谷区) | |
共同事業者 | ― | |
プロジェクト概要 | 清掃作業従事者であるエッセンシャルワーカーの感染症対策と働き方改革を目指し、高速道路、鉄道、公共施設、オフィスビル等の公共トイレ向け清掃用ロボットを開発します。安全で安心感を与えるデザインとし、作業準備や収納の容易なコンパクト設計で、エッセンシャルワーカーの負担軽減を図り、公共空間での清潔性の維持を図ります。 |
プロジェクト名称 | エッセンシャルワーカー向けメンタルヘルスチェックロボットの開発 |
(画像提供:リスク計測テクノロジーズ株式会社) |
代表者 | リスク計測テクノロジーズ株式会社(横浜市中区) | |
共同事業者 | PLEN Robotics株式会社(大阪府大阪市北区) | |
プロジェクト概要 |
新型コロナウイルス感染症で高ストレスに晒されている看護師等の発話音声からメンタルヘルスの状態をチェックするロボットを開発します。 声帯の震えという客観データから分析を行うことで、従来のメンタルヘルスチェックで行っているアンケートや問診のように真の回答を得られないという課題の解決を図ります。 |
プロジェクト名称 | 除菌・滅菌を行うアバターロボットの開発 |
(画像提供:株式会社移動ロボット研究所) |
代表者 | 株式会社移動ロボット研究所(鎌倉市) | |
共同事業者 | 株式会社人工知能ロボット研究所(横浜市中区) | |
プロジェクト概要 |
指定避難先施設の除菌・滅菌を行う半自律移動のアバターロボットを開発します。 ロボットには、殺菌力の強い紫外線ランプ、吸引音のない帯電式床面除菌クリーナ、貫流式空気清浄装置を組み合わせた滅菌システムを搭載し、作業空間を有人空間と無人空間に自動判別し、安全安心で効率の高い除菌・滅菌を図ります。 |
【県の主な支援内容】開発経費の一部支援、プレ実証フィールドでの実証実験、広報支援など
問合せ先
産業労働局産業部産業振興課
課長 長沢 電話 045-210-5630
さがみロボット産業特区グループ
藏並 電話 045-210-5650
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。