ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 県が支援するベンチャーが「天然素材容器の生分解循環システム」の実証事業を開始します!
更新日:2022年5月11日
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県では、革新的な技術やアイデアを持つベンチャー企業と県内企業等によるオープンイノベーションの促進に取り組んでいます。このたび、支援するベンチャー企業が、県のマッチングにより、県内企業及び相模原市と連携し、持続可能な循環型社会の実現に向けて、実証事業を開始しますので、お知らせします。
実施企業 |
ベンチャー企業:Ecoinno Japan株式会社(横浜市) |
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概要 | プラスチックの代替となる植物由来素材(GCM(注記))容器を使用し、弁当販売、容器回収、堆肥化、農作物生産流通を通じた、環境問題の解決につながる地域内循環システムの構築に向けた実証を行います。 |
開始日 |
令和4年5月21日(土曜日) |
概要 |
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弁当販売について |
5月21日(土曜日) 相模原市内で開催する国際自転車ロードレース 「2022ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」で販売 5月27日(金曜日) 株式会社セラム・グループが製造した弁当を 「相模原市職員生活協同組合」で販売(市職員向け) |
(注記)GCMは、耐高温性、耐低温性、耐水性、耐油性を備えたセルロースを主成分とする生分解性素材「Green Composite Material」の略称。環境に有害な添加剤を使用せず、サトウキビ、竹、麻、小麦等の植物繊維で構成されており、一定の環境のもとでは、約75日間で生分解(バクテリアや菌類等による分解)されます。なお、GCMは、Ecoinno(H.K.)Limitedの日本国およびその他の国における商標登録または商標です。
住所:横浜市中区山下町2番地産業貿易センタービル2階
設立:令和2年11月4日
代表:代表取締役 劉 大維
URL:https://www.ecoinno.co.jp/
事業概要:プラスチックに代わる新素材研究開発、繊維パルプ特殊製品の生産販売等
住所:相模原市南区磯部44-1
代表:代表取締役 柳谷 和幸
URL:http://www.wako-green.co.jp/
事業概要:造園業、エクステリア施工、有機堆肥製造販売等
住所:相模原市中央区並木1-7-26 1階
代表:代表取締役 山口 陽一
URL:https://www.selam-group.co.jp/
事業概要:飲食店・セントラルキッチン運営を通じた地域ネットワーク形成及び企画開発等
県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。
県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組みたい方々は、ぜひご参加ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、環境問題などの社会問題の解決に寄与するベンチャー企業の支援を行っています。
問合せ先
産業労働局産業部産業振興課
ベンチャー支援担当課長 脇坂
電話 045-285-0213
新産業振興グループ 徳永
電話 045-210-5636
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。