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更新日:2023年12月14日
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こちらのページでは、県内の保育所でいきいきと活躍されている保育⼠の声を紹介します。
西野さんは保育士養成校を卒業されて、11年前に保育士になられました。経験を積んでこられて、中堅保育士となった今の思いについて伺いました。
Q 園で新任保育士として働きはじめた頃のことを教えてください。
A はじめの頃は、子どもたちとの関わり方もわからないし、保護者の方も年上で、どのように距離を詰めていけばいいかわからないし、大変だったことを覚えています。困ったことがあると、先輩に助けてもらったりもしました。
ただ、月日が経って、段々と周りをみる余裕ができてきて、少しずつ、子どもが泣いていても、落ち着いて、「どうしたのかな?」って、みることができるようになってきました。
ちょっとしたことでは動じないような部分が出てきたかなと思います。昔は先輩に助けてもらっていたのが、今は逆で、後輩が困っていたら、私が行かなきゃなと思ったりします。ただ、今も、毎日、勉強することがあるし、皆さんに助けてもらっています。
Q 養成校で学ぶ学生のみなさんからは、実習が大変だと聞きますが、何かアドバイスはありますか?
A 私の園でも毎年、実習生を受け入れています。実習の大変さがわかるから、「頑張れ」って応援したくなります。私も実習の時は、その日を園で過ごすことで精一杯でした。子どもたちと関われたのは楽しかったですが、とにかく大変でした。学生は、はじめは、できなくて当たり前だから、失敗してもいいし、とにかく乗り越えてほしいです。「頑張って!」と思います。
Q 保育の仕事は楽しいですか?
A 楽しいです!毎日が新たなことばかりです。園の休憩時間に保育士のみんなで集まると、それぞれプライベートな話もしますが、だいたい、その日のクラスで起きた面白いエピソードとかを話して盛り上がっています。「聞いて!聞いて!うちのクラスで…」みたいに。休憩時間の楽しみの一つです。
白井さんは、2人目のお子さんの産休・育休から復帰したママさん保育士です。白井さんからは“人対人の仕事”である保育への思いについてお話を伺いました。
Q 白井さんは育休から復帰されたばかりと伺いました。
A 4月に育休から復帰しました。今回は2人目の子どもだったのですが、1人目のときも産休・育休をいただいているので、2回目の復帰です。
子どもが小さいと、どうしても急な発熱で早退しなければならないことがありますが、先生達がうまく仕事に支障がないように体制を作っていただいていて、「子どものところにすぐに行ってあげてください」と声をかけていただいており、とてもありがたいと思っています。とても雰囲気の良い、和気あいあいとした職場です。
Q 復帰しないで家庭で子どもを見るという選択肢もあったと思いますが。
A 私は働くのが好きなので、家族の協力もあって、仕事に出させてもらえることがありがたく思っています。仕事で離れている時間があるからこそ、我が子がより愛おしく、可愛く思えるのかもしれません。
園長先生などからは、これから若い保育士の方が結婚して、出産する機会もあると思うので、出産しても復帰できるというのを見せてあげてほしいと言われたりもしています。こうして出産・育休からの復帰の実績を残して、後に続いてくれる先生達が安心していただけるといいと思います。
Q 保育の仕事は楽しいですか?
A 楽しいです!1か所目の園を退職した後、保育とは全く別の職種に、短期間働いたことがありましたが、その時に、「やっぱり私には保育だ!」って、離れてみると、「保育ってこんなに楽しかったんだ!」と気が付きました。
職種によっては、ずっと席から離れず、パソコンと向き合っていたり、外の天気がわからなかったりすると思いますが、保育は人対人の仕事だから、常に会話があります。天気を見ながら、寒いねとか、暑いねとか、子どもたちと話しながら、全力で遊びの相手をして、笑顔を見ています。毎日同じ子はいないし、ワクワクすることがいっぱいです。落ち込む日もありますが、うれしい日もたくさんあって、毎日同じことをしているわけでなく、それが楽しいというか、やりがいになっていると思います。
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 子どもみらい部次世代育成課です。