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更新日:2022年6月16日

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保育所等利用待機児童数の状況について
ー令和4年4月1日現在の集計結果をとりまとめましたー

2022年06月16日
記者発表資料

令和4年4月1日現在の県内の保育所等利用待機児童数は220人となり、過去(注釈)最少を更新しました。

(注釈)現在の集計方法となった平成14年度以来。以下同じ。

1 待機児童数の状況

 就学前児童数に対する保育所等の利用申込者数の割合を示す「利用申込率」は、全体(44.3%)、3歳未満(42.1%)とも過去最高となりましたが、保育所等利用待機児童数は220人(前年比△86人、△28.1%)と4年連続で減少し、過去最少を更新しました。(参照:保育所等利用申込・入所待機状況等(PDF:326KB)

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2 保育所等数・定員数の状況

 約3,500人の保育所等定員増

 令和4年4月1日現在の県内の保育所等数・定員数は、保育所等(保育所・認定こども園・小規模保育事業等)の整備により、2,699か所(前年比66か所増、+2.5%)、177,275人(前年比3,559人増、+2.0%)となりました。

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3 今後の取組み

 本県では、認可保育所等に対する潜在的ニーズも根強いことから、引き続き市町村と連携して、保育所等の整備を進め、定員を拡充するとともに、幼稚園における預かり保育を支援するなど、保育ニーズの受け皿の確保に努めてまいります。

 併せて、保育所の整備に伴って顕在化している保育士不足への対応として、県独自の地域限定保育士試験などによる新規保育士の確保、保育士・保育所支援センターによる就職相談などによる潜在保育士の職場復帰支援、保育士の処遇改善などによる現任保育士の就業継続支援の3つの取組みにより、保育士確保に努めてまいります。

 また、保育の質の維持・向上を図るため、一定の技能・経験を有した者に対する研修を実施し、保育士等のキャリアアップを支援するとともに、認可外保育施設に対し事故防止の取組みに関する助言を行う巡回指導及び指導監督基準を満たすために必要な助言を行うフォローアップ指導による支援を行ってまいります。

(1)保育所等の整備への支援

 令和4年度当初予算における保育所等整備費補助 7億9,105万円

 〇 126か所、約3,720人定員増

 (内訳)

 認可保育所の整備 76か所 約3,000人増

 小規模保育事業所の整備 42か所 580人増

 認定こども園の整備 8か所 140人増

 (注釈)国の交付金等を活用した保育所等整備分を含む

(2)保育士確保の取組み

 ア 国家戦略特区を活用した県独自の地域限定保育士試験の実施

 イ 保育士養成施設に入学した学生を対象とした修学資金や、潜在保育士の就職準備金の貸付

 ウ かながわ保育士・保育所支援センターによる潜在保育士の職場復帰支援

 (ア)就職相談・あっせん

 (イ)就職支援セミナー・就職相談会の開催

 エ 配置基準外の短時間勤務の保育士の雇用を支援する市町村への補助

 オ 保育士資格を持たない短時間勤務の保育補助者の雇用を支援する市町村への補助

 カ 保育士に対する3%程度(月額約9,000円)の処遇改善の実施

(3)保育の質の維持・向上の取組み

 ア 保育エキスパート等の養成

 イ 認可外保育施設における事故防止等を目的とする巡回指導・フォローアップ指導の実施

 

添付資料

・保育所等利用待機児童数調査要領(PDF:138KB)

問合せ先

福祉子どもみらい局子どもみらい部次世代育成課

課長 後明 電話 045-210-4660

副課長 山﨑 電話 045-285-0805

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